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賞状伝達の嵐

2025年1月9日 09時02分

 今日から明日にかけて、伊方町でも冬の嵐になるのでしょうか。

校内では、賞状が山のように届いており、その伝達が行われました。

書写、絵画、読書感想画など。大久小学校児童の作品を見て感じることは、のびのびしていることです。ふだんの様子がそのまま作品に表されている感じがします。

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 これからもそれぞれの個性が輝けるよう支援していきます。

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 名前を呼ばれたときの返事、指先まで伸びた姿勢、そしてうれしそうに輝く瞳に胸が熱くなりました。

三学期始業式の校長先生の話 「ノミの話 限界を作らない!」

2025年1月8日 19時00分

 1月8日(水)、三学期が始まりました。

全校20名が全員登校。

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 始業式では、校長先生が干支のヘビの話ではなく、「ノミの話」をされました。

校長:ノミって知っていますか?

児童:(数名、手が上がりました。)血を吸います。小さい。よく跳びはねます。

校長:ある実験からです。①体長1mmくらいのノミを自由に跳びはねさせました。30cmくらい跳びはねます。何と300倍の長さです。

②このノミに高さ10cmの箱をかぶせました。どうなると思いますか?

児童:天井にぶちあたる。そして、元気がなくなる。

校長:実験③、箱をのけます。どうなったと思いますか?隣同士で予想してみましょう。

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児童:自由になって、30cmよりも高く跳んだ。同じ30cm。30cmよりも跳べなくなった。

校長:結果は、箱をのけても10cmしか跳べなかった。箱があったときを思い出し、「ここまでしか跳べない」「跳んでも無駄だ」と思ったのでしょうか。

 みなさんは、同じような経験はないですか?自分で限界を作って、あきらめたようなこと。

児童:あります。

校長:最後に実験④。跳べなくなったこのノミを、再び高く跳べるようにするために、どんなことをしたでしょう?

 難しいですね。隣同士で考えてみましょう。

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児童:台を置いて、そこから跳ばせた。血を飲ませて元気にさせた。えさの血を高いところにぶら下げた。他のノミと一緒に跳ばせた。

(発想力の豊かさに笑いがおこります)

校長:みなさん、おもしろいこと考えますね。中に正解がありました。それは、他のノミを周りにおいた。他のノミは、箱をかぶせられた経験がないので、元気よく跳びはねました。それを感じた先ほどのノミも徐々に跳べるようになったんです。

 みなさんは、同じような経験はないですか?誰かの影響で頑張れたような。

児童:あります。(何人か手を挙げて、経験を語りました。)

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校長:ノミの話を聞いてどう思いましたか。三学期を頑張るための力にしてください。

新春書初め大会 「はるの山」

2025年1月6日 13時45分

 新年 明けまして おめでとうございます

 本年も大久小学校をよろしくお願いいたします。

 1月5日(日)、瀬戸公民館にて、恒例の瀬戸公民館主催事業「新春書初め大会」が行われ、本校からも3年生1名が参加しました。

 書いた言葉は、「はるの山」。

はるの山の芽吹きと重なる気持ちが伝わってきます。

 作品は、瀬戸公民館ロビーに展示されていますので、ご覧ください。

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インドネシアを通しての国際理解教育 ~共に生きる~

2024年12月23日 18時52分

 学期末、子どもたちが楽しみにしていた授業が行われました。

インドネシアを通しての国際理解教育。

インドネシア出身の女性を含む愛媛大学社会共創学部の先生や学生さん4名のゲストティーチャーによる出前授業がありました。

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 まずは、インドネシアってどこにあるの?

縦割り班で地球儀を使い、日本とインドネシアの位置を確認しました。

「海に囲まれている。日本よりも大きい。」など様々な声が飛び交います。

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 インドネシアについて、クイズも交えながら、様々な説明を聞きました。言葉・国旗・文化・食べ物・島々・珍しい動植物など。

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 インドネシアでとても有名な歌「Topi Saya bunder」を、インドネシア語で振り付けも合わせて歌いました。

あまりの盛り上がりにゲストティーチャーのみなさんもとても驚かれました。

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 インドネシアの伝統工芸品(楽器)や衣装を手にとって感じることができました。

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 男子は、民族衣装を手に取ったり、着させてもらったり。

 女子は、ムスリム女性が被る「ヒジャブ」を身に付けさせてもらいました。

これには、みんな大盛り上がり。

「まるで、インドネシアの子どもみたい。キラキラした目がそっくり!」

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 Senam Lagu Anakという牛飼いのダンスをみんなで踊ります。

楽しくて、楽しくて笑いが止まりません。

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 サルンという布を使った遊びをしました。

一列になり、手を使わずサルンを移動させていきます。

その体の使い方が難しく、笑いを誘います。

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 最後は、インドネシアの幼稚園とオンラインで結び交流しました。

インドネシアの子どもたちが民族衣装でファッションショーをしてくれました。

お返しに大久小学校の子どもたちは校歌を歌います。

今までにないくらい、とても元気で明るい声でした。

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 楽しい時間は、あっという間に過ぎ、終わりを迎えます。

 ゲストティーチャーが感動のあまり涙されていたことが、とても心に残りました。

「インドネシアの子どもたちはとても明るいです。でも、大久小学校の子どもたちは、上回るくらい底抜けに明るい。その無邪気な様子を見ているとうれしくて、感動しました。」

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 大久小学校の子どもたちからも積極的な感想が発表されました。

「とっても楽しかったです。インドネシアについて、もっと知りたくなりました。他の国についても調べてみようと思います。」

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 感謝の気持ちとお別れを握手で伝えます。中には、自分からハグする子どももいました。

見ていて、微笑ましく、胸が熱くなりました。

 大久小学校の子どもたちには、明るさ、素直さ、社交性、一生懸命さ等が備わっています。多様性ある世界を築き、共に生きていこうとする感覚や力がどんどん身に付いています。

 

愛媛マンダリンパイレーツによる「伊方町スポーツ能力向上プログラム」

2024年12月19日 17時32分

 今朝は大荒れの天候でしたが、子どもたちが楽しみにしていた授業がありました。

愛媛マンダリンパイレーツによる「伊方町スポーツ能力向上プログラム」授業です。

願いが通じたのか、風も少しずつおさまり、何とか運動場で実施できました。

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 来ていただいたのは、上野選手、今福選手、佐山選手。

スタッフとして、萩原チームマネージャー。そして、かつて監督をされていた河原事業推進本部長。

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 全校20名が2つに分かれ、走る・投げるを楽しみながら学びました。

 走るチームでは、選手と一緒に競走。その速さに驚きながらも、友達を力強く応援。

「〇〇さん、がんばれー。負けるな―。」

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 投げるチームでも、見本として運動場の端から端まで投げられたボールに、どよめきがおこりました。

「わー、すごーい。大谷選手みたい。」

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 すっかり打ち解け合い、憧れを持った選手たちと記念写真を撮ったり、記念カレンダーをプレゼントしてもらったり。

大満足の2時間でした。

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 愛媛マンダリンパイレーツのみなさん、運動する楽しみと憧れをプレゼントしていただき、ありがとうございました。

次回1月30日も楽しみにしています。

 

シェイクアウトえひめ

2024年12月17日 16時18分

 午前11時。子どもたちには内緒で「緊急地震速報」の放送を流します。

校舎の上階から、机の下にもぐりこむ音が響きます。

地震発生時にとるべき行動は3つ。

・まずは低く  ・頭を守り  ・動かない

 しばらくして、ヘルメットをかぶって運動場に避難して来ます。

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 こんな話をしました。

「今日は、学校で、授業中に、晴れの天気で起こった地震です。
それでは今から、『もし、〇〇だったら』という思いがけない状態の質問を作ってください。」

 すると、たくさんの手が挙がりました。

・もし、運動場で地震が起こったら

・もし、みかん山で地震が起こったら

・もし、トイレに入っているときに地震が起こったら

・もし、お風呂に入っているときに地震が起こったら

・もし、雨のときに地震が起こったら

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 終了後、友達同士で質問し合って、答えていました。

是非、御家庭でも質問し合ってみてください。

世界に誇れる日本の文化 茶道を体験しました

2024年12月16日 18時19分

 12月6日、日本の伝統文化の一つである、茶道を体験するとても良い機会となりました。

 子どもたちにとっては、おいしい和菓子を食べたり、抹茶を作ったりと、おやつ気分だったのではないでしょうか。

 ただ、その中でも、日本の伝統的な作法や感謝の心を学ぶことができました。身を清めるために手や口を洗ったり、掛け軸に礼をして始めたり、一つ一つの作法に戸惑いながら体験していきました。

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 お茶を出す行為、和菓子をいただく行為にも、相手への感謝の気持ちや敬う心の表れとしての動作があり、日本の伝統の奥深さに誇りのような気持ちを持ちました。

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 家や地域の行事でも日本の伝統文化に触れる機会もあるでしょう。ぜひ、この日本の世界に誇れる文化を、大切にしていきたいです。

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 最後に認定証をいただきました。3名の地域ボランティアのみなさま、ありがとうございました。

プログラミング教室

2024年12月11日 16時51分

 2020年度から、小学校でプログラミング教育が必修とされ、プログラミング教室を行っています。今年も三崎高校公営塾の石口先生に教えていただきました。

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 プログラミング的思考はとても大切です。
「目的の結果を引き起こすために必要な活動を考える力」ということ。こうした力を養っておくことは、考え抜く力、的確に指示を出す力、論理的に考える力を身に付けなど、将来、プログラマーだけではなくさまざまな職業で役立ちます。

 子どもたちも大変関心が高く、意欲的です。
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 最後に、プログラミングによって自動で動く自動車を見て、「おー。すごい!」という声が多く上がりました。

 大久小学校の子どもたちは、未来に向けて、どんどん力を付けています。

表彰 あいつぐ

2024年12月10日 14時18分

 12月10日、表彰があいつぎました。

まずは、へき地学校優良児童の表彰。

学習面・生活面において、他の模範です。家庭教育や地域教育も含めた賜物だと感じます。

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 続いて、書写作品の表彰。

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 瀬戸芸能文化祭でのライオンズクラブ賞(文化賞)

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 伊方町人権作品賞

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 個性を輝かせる子どもたち。
今後も楽しみです。

ジュニアえひめ新聞「俳句キッズ」に掲載!

2024年12月2日 17時40分

 12月1日(日)のジュニアえひめ新聞「俳句キッズ」に掲載されました。 

 ちきゅうぎへやでくるくるながれぼし

                4年 HMさん

 大久小学校では、各学級に地球儀を置いています。
子どもたちは、くるくると地球儀を回し、地球に、世界の国々に興味を抱きます。

 

 

みかん収穫と地域の方の温かい思い

2024年11月28日 11時52分

 11月28日、3・4年生がみかんの収穫体験をしました。

大久や川之浜は、みかんの産地。今が収穫真っただ中。

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 オレンジ色は、幸せの色と言われています。

収穫する子どもたちは、とても楽しそう。

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 コンテナで5杯、収穫できました。

それを全校児童、教職員に18個ずつおすそ分け。

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 味見して、大満足。

 学校の裏山にあるこのみかんの木は、地域の方がこどもたちのために提供してくれています。

 おいしくなるよう白いマルチシートを敷いていただき、猪に取られないよう鉄筋柵も設置していただきました。

「子どもたちの喜ぶ様子がうれしいんよ。」

持ち主のおじいちゃんの言葉です。

その温かいお気持ちと一緒に、おいしいみかんをいただきました。

伊方町音楽発表会せまる とてもいい仕上がり

2024年11月22日 17時11分

 11月26日(火)に行われる伊方町音楽発表会が迫ってきました。

大久小学校は、唯一の全校合奏。毎年ながら1年生も頑張っています。

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 強弱がつき、メリハリが出てきました。

「ドラえもん」が浮かびあがってくるようです。

 参観はどなたでも自由ですので、ご近所お誘い合わせの上、お越しください。

プログラム

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愛媛県陸上運動記録会

2024年11月12日 18時34分

 11月11日(月)、愛媛県陸上運動記録会が行われました。

大久小学校からは、Yさんが幅跳びで出場。

10月16日の西宇和郡小学校陸上記録会で優勝し、県大会の切符を手にしました。

この1か月間、担当の先生と二人三脚で、黙々と取り組む姿を見ました。そして、今日の本番を迎えました。

この場に立てる小学生は、限られています。

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 1本目の跳躍。スタートし、持ち前の走力でどんどん加速し、力強く踏み切りました。

高く上がった体は、大きな弧を描き、少しでも前へ着地の足を延ばします。

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 記録は、4m19cm。いきなり、自己最高記録。

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 途中経過では、40名を超える競技者の中で、5番に付けていました。

 その後も落ち着いた様子で2本の跳躍を行い、結果1本目に跳んだ記録が自己最高記録となりました。

 翌日、Yさんに感想を聞いたところ、

「あまり緊張はしませんでした。1位は5mを超えていたので、すごい同級生がいるなーと思いました。」

 今後につながる、すごくいい経験だったと思います。自信と新たな目標を手に入れたのではないでしょうか。

 「夢は大きく 胸はって 学びの道をまっしぐら」 (校歌三番)

佐田岬マラソンのボランティアに参加

2024年11月11日 18時13分

 11月10日(日)、毎年恒例の佐田岬マラソンがありました。

様々なコースがあり、最長は大久を折り返すハーフマラソン。

このコースは、起伏が激しくランナー泣かせの鬼のコースと聞いています。

 そんなコースだからこそ、沿道の応援や給水ポイントでのボランティアが力になります。

 こどもたちにボランティアの希望を聞いたところ、何と8名も活動してくれることになりました。

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 選手たちから

「ありがとう」「生き返る―」「頑張るぞー」

という声を掛けていただき、ボランティアの子どもたちも喜びをいただきました。

「少年は必要とされてはじめて大人になる。」

        ボランティアの父、アレック・ディクソンより

ジュニアえひめ新聞 俳句キッズに掲載

2024年11月6日 18時16分

 11月3日(日)のジュニアえひめ新聞「俳句キッズ」コーン―に3名の児童の俳句が掲載されました。

〇 イルカショーしぶきがひかるあきのそら (1年女子)

〇 ドーナツのあなからみえたあきのうみ (1年女子)

〇 手作りのかみにんぎょう秋の空 (4年女子)

 子どもたちのみずみずしい感性がすごく伝わってきます。

このような豊かな体験を学校でも家庭・地域でも重ねていきます。