いよいよ二学期が始まりました。
日焼けした肌、伸びた身長、キラキラとした目の子どもたち。
大掃除では、黙々と取り組み、校内がきれいになりました。
〈始業式の校長先生の話〉
校長: 私の思い出は、二つ。一つ目は、地獄に行ったこと。
児童: えー、地獄ですか。あるんですか。どんな所ですか。
校長: 九州の長崎県雲仙の地獄に行きました。詳しく知りたい人は、聞きに来てください。では、3~4人班で、夏休みの思い出を伝え合ってみましょう。
児童: 「家族で‥」「北海道泊村に行ったことです」等
校長: 私の思い出のもう一つは、パリオリンピック柔道の橋本壮市選手のこと。橋本選手は、32歳で初めてのオリンピック出場です。この年齢での出場は、日本柔道男子で過去最長齢。今まで、同じ歳の大野選手にいつも追いつけず出場できませんでした。
ちなみに日本代表となった大野選手は、リオデジャネイロオリンピック、そして東京オリンピックと連続して金メダルを取りました。でも大野選手は、今回のパリオリンピックは、気力・体力面で目指しませんでした。
一方、橋本選手は挑戦し、みごと初めての出場となったのです。オリンピックでは、準々決勝で敗れてしまいます。でも、気持ちを切り替え、敗者復活戦で勝ち、銅メダルとなりました。
そのときの映像を見てみましょう。
校長: 成功の反対は何ですか?
児童: 失敗です。失敗は、成功のもと。‥
校長: はい、もちろんそれも正解です。でも橋本選手の姿を見ると、「成功の反対は、挑戦しないこと」と思えます。
夢や目標に向かって挑戦し続けているときは、何度上手くいかなくても、それは失敗ではありません。挑戦し続ければ、夢や目標に近づける。挑戦することの大切さを橋本選手から感じました。
二学期、みなさんも様々な挑戦をしていきましょう。
大型台風10号が接近しており、昨日から目の前の宇和海は大荒れ。
大きなうねりの波が浜に打ち寄せ、高い白波を上げています。
その度に、ゴゴゴーという地鳴りと振動が響きます。
近くの巨大なスズメ岩も、大波に飲み込まれそうです。
学校施設の点検をし、風に飛ばされないような備えをしています。
明日、8月30日(金)に最接近の予報。
十分に気を付けましょう。
8月25日(日)、朝8時から9時まで。
2学期を目前に、夏休みPTA親子奉仕作業が行われました。
ふだんは、全校児童20人と教職員でこの広い学校を掃除しています。
手が行き届かない所もあり、草の勢いに押され気味。
そんな状態であったので、みんなで学校をきれいにするために頑張りました。
みるみるうちにきれいになっていきます。
子どもたちは、大人の姿を見て、友達の姿を見て、一生懸命に取り組みます。
みんなでさわやかな汗を流しました。
夏休みの終わりに、また一ついい思い出ができました。
7月29日(月)、差別の現実に深く学び、同和問題をはじめとする様々な人権問題を正しく理解する第一歩として、八幡浜市ふれあいセンター館長の登口加代さんを講師に招いての職員研修を行いました。
登口さんのこれまでの体験談や差別に対する思いをじっくり聴くことで、教員の意識や認識が大きく変わりました。
平成28年12月に公布・施行された「部落差別の解消の推進に関する法律」等の意義や今後の取組の方向性を示唆していただき、部落差別のない人権を尊重する社会の実現のために、教員として何ができるのかを考えました。
部落差別解消推進法.pdf
大久小学校では、楽しく・深く学ぶことを目指しています。
本日は、人権参観日で人形劇から学びます。
御家族・地域の方もどうぞお気軽に参観ください。
1 日時 7月17日(水)13:00~13:45
2 場所 伊方町立大久小学校
子どもたちがとても楽しみにしてる全校水泳。
かつては、目の前の海で行っていたようですが、今は伊方スポーツセンターのプールで行っています。
3~6年生は、はじめに2人でバディーを組み、お互いの体調等や安全を確認します。
続いてビート板で、バタ足の練習ときれいな姿勢の確認です。
1年生は、水に慣れることと、水遊び。
そして、泳ぎ方を見て、イメージをとります。
わずか3回の水泳練習なので、夏休みは、家庭にお任せしたいと思います。
定期的に人権ミニ集会を行っています。
本日のテーマは、仲間づくり。
月に1度、昼休みに全校で遊ぶ、仲よし遊びメニューを考えました。
縦割り班で、低学年から高学年までが、それぞれの意見を出し合います。
その後、各班で出たアイデアを見て回ります。
「これ同じ。」「あー、楽しそう。」など。
自分の考えを自由に言える、しっかりと聞いてもらえる、という安心感が大久小学校にはあります。
7月7日は七夕。
7日が日曜日だったため、本日8日の給食は、七夕の雰囲気漂うメニューでした。
伊方町の給食はおいしく、子どもたちからも人気です。
本日の空、海とも真夏を思わせるような青、大久ブルーです。
朝から気温もどんどん上昇し、30℃に近づいています。
そんな中、9時頃から地域の学校支援ボランティアさんが運動場周辺の草刈りをしてくださっています。
地域学校協働活動本部事業の一つ。
学校をとても大切にしてくださる地域のみなさん。
来年度、創立150周年を迎える大久小学校。
地域とともにある「みんなの学校」です。
校庭がどんどん、きれいになっていきます。
ボランティアのYさん、大変ありがとうございました。
☆彡 7月の予定
7/1(月) 人権学習会②③(5・6年生)9:25~11:10 ★参観自由
7/5(金) 児童生徒をまもり育てる日
登下校時、地域で見まもりをお願いします
7/10(水) 救命救急講習会・個人懇談(5・6年生)13:15~
★救命救急講習は参観自由
7/11(木) 福祉教育出前授業(障がい者との交流、体験)(全校)
11:20~14:40
講師:インクルーシブ・セブンティーン 7名 ★参観自由
7/17(水) 人権参観日「正ちゃん人形劇場~おには内~」
13:00~14:00 ★参観自由
おにと人間、なかよくくらしていけるのでしょうか!?
7/19(金) 終業式
夏休み9/1(日)まで
★は、参観自由です。御家庭・地域の方もお気軽にお越しください。
大久小学校ホームページの閲覧数が、153万2000を超えました。
6月20日、松山海上保安部の方に講師をしていただき、水中での着衣体験や救命胴衣を着用しての体験学習を行いました。
服を着たまま水に入るとどうなるかを体験した子どもたちは、予想以上に動きにくいことを知って驚いていました。また、救命胴衣を着けたときと、ペットボトルを持ったときとを水の中で体験し、どちらも体がしっかり浮くことを理解しました。
災害や事故は、いつ起こるか分かりません。落ち着いて、最善の行動がとれる力を身に付けていきます。
また、絵本「うみがめマリンの大冒険」を寄贈していただきました。
この絵本は、実話をもとに作られました。
大量のレジ袋をえさと間違え、食べてしまったうみがめが死骸で見つかりました。
捨てられた大量のプラスチックが、川から海に流れ込んで、海洋生物に悪影響を及ぼしています。
このことを多くの人たちに伝えるために作られたのが、この物語です。
日本一海に近い大久小学校では、海の環境教育にも取り組んでいきます。
6月は、大雨による土砂災害が多く、梅雨明け後暑くなると水の事故も多発します。
6月19日、県庁や八幡浜土木事務所等から講師の方に来ていただき、DVDや模型を使って説明を聞き、災害の恐ろしさを学びました。一番興味を引いたのは、降雨体験と3Dの映像体験だったようです。
実際に肌で感じた子どもたちは、
「バケツの水を一気に掛けられたみたいでした」
「土砂の映像が刺さってくるみたいでした」
と、興奮しながら話してくれました。
その後、保護者への引き渡し訓練も行いました。
大久小では、昼休みの過ごし方にブームがあります。
昨年まで、ドッジボールの長いブームがありました。
今年の4月からは、こおり鬼がブームでした。
そして、最近ブームに火が付いたのが、下の写真。
虫取り。
授業の延長のようです。今日は6人ほどが、虫取り網で追いかけていました。
そして、ついに取ったのが、
大久ブルーのシオカラトンボ。
虫たちには、気の毒です。でも、観察した後は逃がします。
子どもたちの中には、「虫博士」と言われるくらい、詳しい子もいます。そして、そんな子どもが増えています。
遊びの中から学ぶ。とても大切なことです。
6月11日、3・4年生は総合的な学習の時間に、大久で理髪店を営んでいる松井さんを訪ねました。
名人が使いこなす仕事道具の種類の多さに驚くとともに、仕事をする上で大切にしている思いや取組を聞くことで、子どもたちは、人の思いに寄り添って働くすばらしさを感じることができました。
地域には、先生がいっぱいです。
大久小学校では、家庭や地域との連携により、今年度キャリア教育を積極的に進めています。