12/17 シェイクアウトえひめ
2025年12月17日 12時55分「シェイクアウトえひめ(県民総ぐるみ地震防災訓練)」を行いました。大久小学校では、児童への予告なし避難訓練を実施しました。
2時間目が終わった休み時間、訓練放送が流れると、教室にいた子どもたちは、素早く机の下に身(頭)を隠しました。これまでの訓練で「まず低く=Drop!」→「頭を守り=Cover!」→「動かない=Hold On!」という安全確保行動がしっかりと身に付いていました。
今回は、かなり長い本震に続いて余震が発生する想定で行いました。全員、揺れが収まるまで机の下でしっかりと身を守ることができました。担任の先生と一緒に教室にいた子どもたちは、先生の指示で運動場に避難します。
休み時間のため、教室を離れていた子どもたちは、自分の判断で近くにいた友達と一緒に避難を始めました。
5・6年生は、次の時間が体育のため、着替えをしていたようです。当然担任の先生はいませんでしたが、教室に戻ってヘルメットを着用し、素早く避難行動をとることができました。教室に戻れない友達のヘルメットを持ち出す「冷静さ」と「思いやり」には、本当に感心しました。
児童・教職員全員が、安全に素早く避難することができました。講評の中で、これまでの避難訓練との違いを聞いてみました。
訓練があることを知らされていなかったこと、いつもより長く揺れが続いたこと、2度目の揺れ(余震)があったことなど、状況を理解し、冷静に判断して行動できたことが伝わってきました。
訓練が終わった後、学級ごとに振り返りを行っていました。このような積み重ねが、いつ、どこで遭遇するか分からない災害から自分の身を確実に守る力を高めていくのだと思っています。職場で「シェイクアウトえひめ」に参加された保護者の皆さんも多いのではないかと思います。今宵は、家族で災害時の備えや対応などについて話し合ってみてはいかがでしょうか。