11月10日(日)、毎年恒例の佐田岬マラソンがありました。
様々なコースがあり、最長は大久を折り返すハーフマラソン。
このコースは、起伏が激しくランナー泣かせの鬼のコースと聞いています。
そんなコースだからこそ、沿道の応援や給水ポイントでのボランティアが力になります。
こどもたちにボランティアの希望を聞いたところ、何と8名も活動してくれることになりました。
選手たちから
「ありがとう」「生き返る―」「頑張るぞー」
という声を掛けていただき、ボランティアの子どもたちも喜びをいただきました。
「少年は必要とされてはじめて大人になる。」
ボランティアの父、アレック・ディクソンより
11月3日(日)のジュニアえひめ新聞「俳句キッズ」コーン―に3名の児童の俳句が掲載されました。
〇 イルカショーしぶきがひかるあきのそら (1年女子)
〇 ドーナツのあなからみえたあきのうみ (1年女子)
〇 手作りのかみにんぎょう秋の空 (4年女子)
子どもたちのみずみずしい感性がすごく伝わってきます。
このような豊かな体験を学校でも家庭・地域でも重ねていきます。
三連休が終わりました。今日も元気に全校20名が登校しています。
2時間目、運動場に子どもたちの声が響いていましたので、のぞいてみました。
1・3・4年生合同の体育の授業。はじめのウォーミングアップで、遊びを取り入れた運動をしていました。
芝生が生えているブランコ周辺の柵を利用した陣取り合戦。
両サイドから、柵の支柱をくぐりながら、敵陣へ進んでいきます。途中出会ったらジャンケンをし、勝ったらさらに敵陣へ進む。
それを阻止しようと、次の人がスタートします。
これほど盛り上がるのかというくらい、キャーキャー。
天高く、馬肥ゆる秋。
子どもたちは、伸び伸びと育っています。
心配していた天気も午後から晴れ、1・3年生で芋掘りをしました。
何より、今日までイノシシに食べられなかったのが幸いでした。
掘り出したときのこのうれしそうな顔。どうですか。
地域学校協働活動のコーディネーターと地域ボランティアの方の協力も得ました。
ふるさとは、収穫の秋を迎えています。
1か月後は、みかん収穫があります。
みなさんは、「ごんぎつね」という読み物教材を覚えておられますか?何か悲しい終わりでした。
今日は、その授業の様子を3・4年生の学級通信から紹介します。
昭和52年から、国語の光村の教科書に掲載されている「ごんぎつね」。今年の4年生も学習を終えました。最後の授業の様子を紹介します。
~本文の最後~
(T:先生 S:児童)
兵十は、火なわじゅうをばたりと取り落としました。
青いけむりが、まだつつ口から細く出ていました。
T: なぜ、新見南吉さんは「白いけむりがもくもくと出ていました。と書かなかったのだろう?」
(しばらく考えこむ4年生3人)
S: 白いより青い方が、色に対してのイメージが悲しい感じがするから、青の方がいい。
S: 最後に、兵十はくりやまつたけを持ってきてくれていたのがごんだと気付いたから、撃ってしまって後悔したと思う。顔も青くなったと思うから、青いの表現がいいんだ。
S: 細くは、もしかしたらごんの命が細くなっているんじゃないかな。
S: 最後はピーンと空気がはっている感じがするから、細いがいいと思う。
S: すごい!新見南吉さん。青いや細いという言葉で、気持ちが伝わってくる!
気持ちを表す表現だけでなく、情景も気持ちを表す効果を担っていることに気付くことができた4年生でした。
10月23日(水)、伊方町人権擁護委員さんから毎年恒例の「人権の花」が贈呈されました。
子どもたちは、今後、この球根を植え栽培します。
そして花開いたときに、地域の一人暮らしのお年寄りの方にプレゼントします。
毎年、とても喜ばれており、子どもたちと地域の方をつなぐ花🌺にもなっています。
子どもたちは、このような活動を通して、自然に様々な人たちとのつき合い方を感じるようになります。
学校が、子どもたちが、地域の方に元気を届ける存在になっています。
10月21日、大和ハウス工業との連携事業として、山地真美さんを講師に「浮世音(うきよね)プロジェクト」を行いました。
山地さんは、情景描写ピアニストとして活躍されており、全国の様々な場所を訪れ、その場所の風景や人々の様子を見て、即興で曲を作られています。
まずは大久小学校の校歌をアレンジして弾いていただき、いつもと違った感じの校歌を合唱しました。
次に、佐田岬の良いところを子どもたちが伝え、それを基に即興で曲を作り、ピアノ演奏されました。子どもたちは、その美しさに酔いしれました。
最後に、全校でピアノと一緒に即興曲を演奏しました。1年生はタンバリン、3年生は鍵盤ハーモニカ、4・5・6年生はリコーダーを使っての演奏。どの楽器も、山地さんのピアノと調和し、とても感動的でした。
子どもたちから、「即興で音楽を弾くことは難しいと思ったけれど、山地さんは簡単に弾いていてすごいと思った。」「ピアニストのすてきな音楽に自分たちの音も合わせることができて良かった。」「浮世音という言葉を知らなかったけれど、とてもすてきで、みんなで演奏できて楽しかった。」等の感想が出ました。
プロのピアニストの演奏を聞き、みんなで合わせる音楽の楽しさを改めて感じることができました。11月26日に開かれる伊方町音楽発表会がとても楽しみになりました。
〈 山地真美 情景描写ピアニスト 〉 ※お聞きください
https://yamajimami.com/ukiyone/
心配されていた雨も降らず、絶好の陸上競技日和となりました。
子どもたちは、競技本番に向けて自主的に準備を進めていきます。
そんな姿勢が、ずいぶんと成長したところです。
体調不良のため、残念ながら欠席した選手もいました。そのため、エントリー変更もありました。
そして、いよいよ競技スタート。
より早く!
より高く!
より遠くへ!
練習してきたとおり、持てる力を出し切ろうと頑張りました。
最後の種目は、リレー。
体調不良による欠席者があったため、急きょエントリーされ、走るようになった4年生たち。走ることが得意ではないのに、一生懸命練習し、見違えるようになった子どももいます。
その一生懸命な姿に、胸が熱くなりました。
その頑張りに心から拍手を送ります。
6年生のWYさんが、幅跳びで1位となり、11月11日(月)の県大会へ出場します。
男子リレーでは2位の成績を残しました。
喜びも悔しさもあったでしょうが、いい笑顔をしています。
子どもたちの未来には、夢が感じられます。
大久小学校の子どもたちは、校訓のとおり
「あかるく」「やさしく」「たくましく」生きていきます。
明日は、いよいよ西宇和郡陸上記録会。
今日は、その壮行会がありました。
応援団は、1・3年生。YMさんが応援団長を務めます。
一生懸命に応援する人は、応援される人。
かって、応援する人だった4・5・6年生は、心がこもった応援をされました。
選手たちは、それぞれの目標を宣言します。
やらされる練習ではなく、自らやる練習を頑張ってきました。
校長先生からは、アメリカ大リーグで活躍する大谷選手のマンダラートの話がありました。小さな取組の積み重ね。
子どもたちの健闘を祈ります。
本日10月11日(金)11:15頃、あいテレビ「金曜ほのボーノ」の「ほのぼの句会」コーナーで、本校児童Aさんの俳句が紹介されました。
ちょうど休み時間でした。全校に伝えていましたので、子どもたちも気になっています。
Aさんがいる3・4年生が、校長室でテレビを見ました。
まだかまだかと待っていましたら、ついにそのときが来ました。
Aさんは大喜び。友達も一緒になってワクワクしました。
Aさんの俳句。
「日なたぼっこ本のせかいにとびこんだ」
読書の秋にピッタリ。
忘れられない俳句となりました。
さあ、本の世界にとびこんでみましょう。
明日10月11日(金)11:15頃、あいテレビ「金曜ほのボーノ」の「ほのぼの句会」コーナーで、本校児童Aさんの俳句が紹介されます。
都合がつく方は、是非、ご覧ください。
テーマが読書なので、本にまつわる俳句が紹介されます。
Aさんの俳句。
「日なたぼっこ本のせかいにとびこんだ」
とてもおもしろい本だったんですね。そのときの様子が生き生きと浮かび上がります。この表現の仕方が、最高です。
読書の秋、本の世界にとびこんでみましょう。
芸術の秋。10月3日、全校で図画の時間を設け、作品作りに取り組みました。
この日は、以前、大久小学校で勤められていた先生を講師に、指導していただきました。
講師のアドバイスを素直に聞く子どもたち。そして、手を加えてみると、グッとよくなるのです。
それにしても、子どもたちの表現力には感心します。
子どもたちの豊かな感性と、講師の的確なアドバイスにより、すばらしい作品に仕上がっています。
10月16日(水)は、西宇和郡小学校陸上競技記録会。
愛媛県大会への予選会も兼ねています。
運動会が終わり、陸上大会に向けて練習が始まっています。
1年中、練習しているわけではないので、どれくらい精度を高めることができるか。
9月27日(金)、心強い応援団が登場。
教員OBの方が、わざわざ練習の指導に来てくださったのです。
幅跳びで多くの子どもたちを伸ばした方、陸上競技専門でもと体育教師の方。
分かりやすく、簡単に、楽しくアドバイス。
するとみるみる、子どもたちのフォームが良くなり、記録が徐々に伸びていきます。
「いいぞ、いいぞ」「その感じ」「やるねー」「もう少し」等
運動場に前向きな声が響きます。
お気軽に、いつでも応援にお越しください。
9月25日、朝の白波タイムで、第52回えひめのクロッキー展の表彰を行ました。
何と特選が4名。1年生2名、3年生1名、4年生1名。
入選が5名。1年生1名、3年生1名、4年生2名、6年生1名。
すばらしい成績です。
名前を呼ばれたときの大きな声とその態度も、大変すばらしく、自信にあふれていました。
「絵を描くことが好きな人は手を挙げてください。」という質問に、何と20名中15名ほどが手を挙げました。
好きであることは、自分の力を伸ばし、可能性を広げます。
大久小学校では、そんな授業を目指しています。
運動会が終わり、学びの秋へまっしぐら。
ちょうど来校者がおられ、授業風景を見てみたいとのことでしたので、案内しました。
子どもたちは、集中して取り組んでいます。
1年生は、芸術の秋らしく、絵を描いています。
子どもの発想や見方はするどい。描きたいものがありありと伝わってきます。
さきなるでは、買い物ときのお金の計算。できるだけ、実際に近づけて。きっと買い物が楽しくなることでしょう。
4年生では、個別学習が行われていました。それぞれの課題に向けて、自らが進め、分からないところを先生に聞いている場面。
自主性が養われています。
5・6年生では、道徳科の複式授業が行われていました。
みんなよく考えていました。まさに考える道徳です。
全てを見終わり、来校された方はとても驚かれ、感動されていました。子どもたちが学びに対して意欲的であること。
この姿勢は、子どもたちの人生を豊かにし、たくましく生きていく力の源となります。