日本一海に近い学校の感動の卒業式
2025年3月24日 13時01分3月24日、日本一海に近い大久小学校の卒業式。
卒業証書授与での姿は、実に立派でした。
その後の在校生・卒業生からの言葉も一人ひとりに響く、感動的なものでした。
校長式辞では、そんな卒業生に期待する内容が込められていました。
以下、学校だよりより。
6名の卒業生のみなさん。
卒業おめでとうございます。
3月24日、日本一海に近い大久小学校の卒業式。
卒業証書授与での姿は、実に立派でした。
その後の在校生・卒業生からの言葉も一人ひとりに響く、感動的なものでした。
校長式辞では、そんな卒業生に期待する内容が込められていました。
以下、学校だよりより。
6名の卒業生のみなさん。
卒業おめでとうございます。
大久小学校の児童総会は、どんどん活気を帯びています。
その理由は、一人ひとりが、児童総会を自分事として臨んでいるからです。
「自分事」という意識を大切にし、取り組んできた成果だと思います。
事前に学級で話し合ったことを報告。
来年度のスローガン決めでは、1年生も自分の考えを自分の言葉で語ります。
「児童の、児童による、児童のための児童会」。
主権者として、どんどん育っています。
最後に校長先生から子どもたちに、絶大なほめ言葉が送られました。
3月17日、6年生による謝恩会が開かれました。
前半は、楽しく。6年生のそれぞれに関するクイズが出され、初めて知ることもありました。
後半は、6年生からお世話になった教職員へメッセージとお礼の言葉が送られました。
心がジーンとしました。
最後に校長先生から、卒業する6年生に花向けの言葉が送られました。本当にすばらしい6年生6名でした。
1年間、ボランティアの好意で開催してきた将棋教室。
3月17日が最後となりました。
子どもたちは、昼休みに各々で楽しく過ごしています。
そんな中、将棋教室も遊びの引き出しの一つとして喜ばれました。
ボランティアのKさん・Yさん。
ありがとうございました。
学校で6年生を送る会を行った後、レッドウィングパークに移動しお別れ遠足を楽しみました。
大人気の滑り台。
みんなで列車になり、キャーキャー言いながら降りてきます。
縄ばしごを駆け上がってきます。
そして、お楽しみの弁当。
愛情込めて作られた弁当を、おいしくいただきます。
それぞれが、自分のお気に入りの時間を過ごしました。
6年生との楽しい思い出もたくさんできました。
卒業まで残すところあと2週間。
かけがえのない時間が続きます。
3月11日(火)、6年生を送る会とお別れ遠足がありました。
新児童会2名のテンションが高い進行のもと、楽しく会が進んでいきます。
6年生一人一人に関する〇✕クイズ。
そして、大人気のドッジボール。
続いて、しっぽ取りゲーム。
最後に、6年生への寄せ書きのプレゼント。
子どもたちのすごいところは、他人まかせにせず、自分で楽しもうとするところです。
ですから、思いがけない盛り上がりを見せます。
6年生たちもとてもうれしそうで、みんなにとって良い思い出ができました。
さあ、この後、レッドウィングパークに移動して遠足です。
子どもたちの感性が光る俳句づくりを推進しています。
3月9日(日)のジュニアえひめ新聞「俳句キッズ」コーナーに2名の作品が掲載されました。
〇 海と船赤くてらされ冬の朝 (3年DMさん)
〇 ラジコンカーちょうじょうついて初日の出 (3年HAさん)
また、八幡浜市の事業である第40回富澤赤黄男顕彰俳句大会(小中学生部門)において作品が入賞しました。
〇 あさがおがうみにむかって大がっしょう (1年NSさん)
海のそばの学校。みんなで育てたアサガオが、大きな口を開けるように一斉に咲き、風に揺れています。
1年生による発表集会が行われました。
学芸会で会場をうならせたあの1年生3名です。
練習が十分なされ、よみがえってきました。
クイズ、音読、楽器演奏など盛りだくさん。
それら全てに次の2つのことが意識され、できていました。
1 声の大きさや早さ、顔の向きに気を付けて話をする。
2 分かりやすく伝える。
上級生からの感想発表でも、そのすばらしさをたたえるものばかり。
人をひきつける表現力が、ますます育っています。
3月に入り、6年生は3月24日の卒業式まで刻一刻と近づいています。
毎年この時期、6年生の似顔絵を下級生で描く時間が設けられます。
モデルの6年生は、照れくさくて、恥ずかしそう。
下級生は、そんな6年生をじっくりと見ながら、これまでの思い出とともに筆を走らせます。
静かな制作時間。お互いの思いが交じり合っている気がしました。
生涯にわたって健康で生活するために「食」は非常に大切。
そのために、簡単で栄養ある朝食づくりのクッキング教室を行いました。
講師は、栄養教諭と給食センター栄養士。
まず、栄養について学びました。
次にその知識をもとに調理実習。
みんなとの協働は、とても楽しそうです。
そして、できあがり。
いよいよ会食です。
あまりにおいしそうだったので、写真を撮ることを忘れてしまい、少し食べてしまいました。
「家でもやってみます!」
との声が多かったです。こう、ご期待!
来年度の児童会役員の演説会がありました。
来年度の6年生は、2名しかいません。
〈Yさんの演説〉
目指すのは、「行きたくなる学校」。
そのための具体的な取組として
① みんなと楽しく遊ぶ。:そのための企画・運営をします。
② 疲れたときは、気持ちを家族に話す。
③ 学校でのストレス解消方法をそれぞれで考え、実行できるように。
〈Kさんの演説〉
目指すのは、「みんなで協力できる学校」。
① 話合い活動を増やす。:今年度の哲学対話はとてもよかった。
② 全校遊びを増やす。
みんなの前で話すことは、とても難しいことですが、二人とも目指すことがしっかりとしていました。
今の6年生の姿を見て、しっかりと受け継がれていきそうです。
最後に校長先生からは、第35代アメリカ大統領のジョン・F・ケネディーが就任式で国民に投げ掛けたあの有名な言葉を引用した話がありました。
「国があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたが国のために何ができるかを考えようではありませんか。」
大久小学校の子どもたちは、楽しみを自ら作り出すことができます。
誰かから与えられるのではなく。
児童会による全校お楽しみ集会が行われました。担当の3名は、企画から準備まで責任を持って果たしました。
取り上げたのは、パラリンピックの公式種目にもなっている「ボッチャ」。ただし、ボールはないので、紙を丸めて手作りしたようです。
2組に分かれて、始まりました。みんなが注目する中、第1投。
「頑張ってー」「おー」「いいよ!」「ナイス!」
掛け声で雰囲気が盛り上がります。
第2試合目。チームで「もぐもぐタイム」ならぬ、作戦タイム。
そして、慎重に投げます。
大変盛り上がったボッチャお楽しみ集会でした。
遊びをとおして、主体性を身に付け、「自らが楽しもう」「活動を盛り上げていこう」という自分事の意識を高めています。
3・4年生が学校の前の海でゴミ調査。
併せて、清掃活動。
プラスチック製品や流木が多かったようです。
昨年夏の台風で、高い所まで打ち上げられたゴミがそのままになっていました。
気になっていたのですが、ゴミ拾い後、少しきれいになりました。
美しく空も入れて、もう一枚。
日常の生活に、学びを生かし、行動につなげていく手立てを考えていきます。
2月9日(日)、日本一海に近い校内マラソン大会が行われました。
校長先生が、「順位だけを気にしない走りを」という話をされました。
今から41年前のロサンゼルスオリンピック、女子マラソン。
金メダリストよりも有名になったアンデルセン選手。脱水症状で、体が痙攣し動かず、ふらふらになってゴールしたシーンは世界中の人の記憶に残っています。
レース後、アンデルセン選手は、「自分との闘いだった」と振り返っています。
順位だけを気にするのではなく、自分の最高タイムを目指し、準備し、走る。それぞれの物語をつくりましょう。
みんな勢いよくスタート。
抜きつ、抜かれつ。
沿道からの応援が子どもたちの背中を押します。
途中、大久小学校を卒業した中学生たちが、伴走してくれるシーンもありました。
トップのみごとなゴールです。
中には、最後のゴールテープを切るまで、競り合った場面もありました。
うれしい思いもあり、悔しい思いもあり。
子どもたちは、このような筋書きのない物語を経験し、成長していきます。
本日2月9日(日)、予定どおり校内マラソン大会を行います。
日本一海に近いマラソン大会です。
1 日 時 令和7年2月9日(日) 10:30~11:15
2 場 所 大久海岸護岸道路往復 四ツ浜体育館スタート・ゴール
1・2年生 700m 10:40出走
3・4年生 1200m 10:50出走
5・6年生 1600m 11:00出走
子どもたちは、どんなドラマをつくり出すのでしょうか。
沿道からの力強い応援をよろしくお願いします。