運動会の翌日9月16日(月)は、敬老の日。
大久地区では、婦人会から小学生に、敬老会の出し物をお願いされました。子どもたちにそのことを伝えたところ、15名の希望者。
「自分たちだけでできるかい?」という投げ掛けに、「はい、できます」という返事でした。
そこで、全て子どもたちに任せました。様子をそっと見まもりながら。
当日は、大久小学校に関するクイズと運動会で踊ったダンスを披露し拍手喝采。中には涙を流されていた方もおられ、子どもたちも喜びとやりがいを感じたようでした。
子どもたちの力はすごい。
9月15日(日)に行われた地区合同の運動会。シリーズ最後です。
残す競技は、全校による紅白リレー。今年度大きく変更した点があります。それは、走る順番は子どもたちが作戦として決めていい、ということ。
10人の内前半の5人は、運動場半周。後半の5人は1週。チームで分かれてそれぞれの希望も聞きながら、様々な案が練られます。
実際に走ってみて、また修正し。本番までに4度の作戦変更。併行して昼休みを使ってのバトンパスの練習。
本番までに、こんな盛り上がる紅白リレーは初めてでした。
そして、いよいよ本番。
前半、赤組が作戦どおり、リード。どこまで差を広げておけるか。
あせる白組。後半での巻き返しをねらいます。
赤組のバトンミスもあり、徐々に追いつく白組。そして、一気に抜き去ります。
白組は、アンカーにバトンが渡ります。赤組との差は半周ほどに広がっています。
赤組にもようやくアンカーにバトンが渡り、半周差を追いかけます。
あきらめることなく、最後まで手を抜かず。
白組も半周の差に気を抜くことなく、最高の走りをしゴール。
赤組のアンカー、力の限りを尽くしたゴール。
このリレーを見ていて、私と同じように胸が熱くなった方は多いでしょう。子どもたちの純粋な一生懸命さは、熱く、美しい。
本当にすばらしい全校リレーでした。
最後の種目は、自由参加の「四ツ浜音頭」。
全校児童20名の2倍ほどの参加があり、合わせて約60名での和気あいあいとした踊り。本当にいいものでした。
児童代表の言葉には、最後の運動会を全力でやりきり、みんなで盛り上げ、太陽に負けじと光っていた満足感であふれていました。
PTA会長の挨拶では、清々しい子どもたちの姿に労いの言葉がかけられました。また、地域の方への御礼の言葉があり、大久小学校への愛にあふれるものでした。
準備、後片付け、競技運営。足を運んでいただき、気持ちのよい応援や参加をしていただきましたみなさまに心から感謝しています。
ありがとうございました。
「みんなの学校」大久小学校は、これからも地域とともに歩んでいきます。
9月15日(日)、中休みが終わり後半開始。
「親子で仲よく」
6年生の親子で仲よく、協力しながらゴールを目指します。
運動会後の子どもたちへのアンケートで、高評価でした。
「中学生と息を合わせて」
卒業した中学生たちも参加してくれました。また、この他準備等にも積極的に協力してもらい、大変助かりました。
「ゴールを目指せ!」
様々な障害を乗り越えながら、ゴールを目指します。最後は借り物。
物を借りたり、人に協力してもらったり。伊方町のマスコット「サダンディー」も登場しました。
次は連続で玉入れ。子どもたちによる紅白対抗。そして、職域対抗玉入れ。7チーム中、圧倒的な多さで朝日共販が勝利。
残る競技は、紅白リレーと四ツ浜音頭です。
地区との合同運動会。大変、盛り上がりました。
まずは、運動家の定番。全校による全力疾走。
保育園参加。来入児をインタビュー形式で紹介。
その後、保護者との競技がありました。
1~4年生の障害走。練習の成果が表れました。
5・6年生の力を合わせて大玉転がし。
全校による綱引き。これも紅白で作戦を立て、かなり練習しました。
一般種目では、綱引きトーナメント。何と小学校PTAが優勝しました。
毎年、大人気のレッツダンス!
子どもたちの生き生きとした姿がはじけます。
今年度は、大阪・関西万博の公式ダンス「あの地球(ほし)の続きを」。振り付けがかわいいだけでなく、歌詞のメッセージ性もあり、まさに未来を生きる子どもたちのためのダンスでした。
お年寄りのみなさまの出番、宝さがし。
年齢に応じた、体の調子に応じた競技により、みんなが楽しめました。
なお、宝さがしの袋には番号が書かれていて、抽選くじで景品がプレゼントされました。
ここまでで、中休み。
熱中症対策として、十分な休憩と給水タイムです。
台風による雨を心配しながらの運動会の始まりでした。
〈開会式 学校長挨拶〉
「日本一海に近い、みんなの大久小学校」の待ちに待った運動会が始まりました。
1876年(明治9年)に誕生した大久小学校は、今年149歳。地域のみなさんの力により今日まで受け継がれてきたことを思うと、感謝の気持ちでいっぱいです。
10年前には、本校にも通われていた中村修二博士が、夢の青色発光ダイオードを発明され、ノーベル賞を受賞されました。
さて、大久小学校の推しを2つ紹介します。
1つ目は、子どもたちに大人気のあの池です。名前がついていますが、知っていますか?その名も、「未来へ池」です。子どもたちは、よく未来をのぞき込んでいます。
その姿を見ていると、「子どもたちこそ未来」だと感じます。
2つ目は、運動会プログラム8番、レッツダンスです。来年度開かれる大阪・関西万博の「この地球ダンス」を踊ります。日本の良さや地球の未来を世界へアピールする振り付けになっていて、とてもすてきです。
歌詞の出だしは、みんなにこう投げ掛けます。「あなたは、あたりまえに空を飛べる100年先を想像できるかい? 100年前に笑われてた誰かの夢が今を動かしてる」。
そんな想像もできない100年先の未来、この子どもたちは生きているでしょう。
歌詞は、次の言葉で締めくくられます。「子どもたちが変えていく、この地球の未来を」。まさに、そのとおりだと思いませんか?
本日は、みんなで子どもたちを通して、100年先の未来を感じましょう。ふるさとの未来を感じましょう。
〈閉会式 児童代表の言葉〉
全校で一生懸命練習してきたこと。最後の運動会がとてもいい思い出になったこと。素直な言葉で、充実感あふれるものでした。
〈閉会式 PTA会長挨拶〉
子どもたちが頑張ったことへの労いの言葉。そして、先生、家族、地域のみなさんへの感謝の言葉で締めくくられました。
終わってみれば、雨の心配は全くなく、暑さで体調を崩された人もいませんでした。地域のみなさまには、道具の準備や競技でも大いに盛り上げていただきました。そして、閉会後の後かたずけは、子どもも大人もみんなで汗をかき、きれいになりました。
運動会の様子については、後日、特集でお伝えします。
本日の運動会は、予定通り8時30分から実施いたします。
ただし、途中10時前後に雨が降る可能性もありますので、雨具の用意もしてください。
なお、場合に応じて種目をカットしたり、短縮したりすることがあります。御了承ください。
6時現在は、とてもいい天気です。
いよいよ明日15日、大久小学校区秋季運動会。
本日は、最後の練習と会場準備を行いました。
一推しの「No.8 レッツ!ダンス☆」
2025年に開かれる大阪・関西万博の公式ダンス「あの地球(ほし)ダンス」を踊ります。バイバイ退場も感激。
全校20名。いい顔しています。
午後からは、迫りくる雨雲から逃げ切るように、手際よく準備をしました。子どもたちのそんな姿を見て、うるうるきました。
そして、夕方にはPTAが集まり、テント張りや宝探しの準備。
ありがとうございました。
準備万端です。
明日午前中、雨が心配されますが、逃げ切りたいと思います。
御近所、お誘いの上、参観ください。
朝6時30分頃、ホームページでも、実施するか、延期するかのお知らせをします。
今年度の運動会スローガンは、「太陽に 負けじと光る 大久小」。
6年生の作品です。
今年の夏、いや秋もまだまだ暑い太陽。それに負けまいとする子どもたちの情熱が伝わってきます。
校区の四ツ浜地区合同の運動会。他にはなかなかありません。
9月15日(日)8:30~11:30。
地区外の方でも、どなたでもかまいません。お誘い合わせの上、御参加ください。
来週9月15日(日)が運動会。
いよいよ1週間前となりました。小まめな休憩と給水などにより、熱中症にも気を付け、元気に練習が進んでいます。
きっと家庭でも練習の話に花が咲き、子どもたちのやる気を引き出していただいていることだと思います。
是非、できるだけ多くの人に、生き生きとした子どもたちの姿を見ていただきたい。
感動を届けたいと思っています。
先週9月1日のジュニアえひめ新聞「俳句キッズ」に2名が掲載されました。
〇 お父さん足だいじょうぶ梅雨曇り 3年 山本 深月
おとうさんの足をいたわる優しさが伝わってきます。
家族愛にあふれています。
〇 家の前海を見ながらかき氷 6年 加藤 結心
何とも大久らしい。こんな光景が日常にあふれている。幸せですね。それにしてもこの暑い夏、かき氷はとてもおいしかったでしょうね。
俳句に取り組み始め、子どもたちの表現が豊かになっています。そして、子どもならではの感じ方や素朴さが心にグッときます。
大久小学校では、対話や話合いを多く取り入れた活動を進めています。
今回のテーマは、「スローガンのような運動会にしよう」。
運動会スローガンは、「太陽に 負けじと光る 大久小」です。
ねらいは、全校児童が、スローガンのように輝ける運動会にしていくにはどうすればよいかを話し合い、一人一人が運動会を盛り上げていこうとする意欲を高めるです。
1年生から6年生までの縦割り班で、意見交換。
話合いにより意識を合わせ、自分の言動をイメージしていきます。
このような主体的な取組が、未来を拓いていきます。
9月4日、役員認証式がありました。
各学級から級長、副級長が任命され、学級をまとめていきます。
今注目されているFC今治高校里山校の学園長、元全日本サッカーチーム監督の岡田武史さんが、「キャンプテンシップ」の大切さをよく話されています。
「キャプテンシップというのは、リーダーシップのように何か上から引っ張っていくというよりは、主体性を持って問題に立ち向かっていき、いろいろな人を巻き込みながら動いていける力です。
そういう力を持った人材を育てていきたいです。地道にでも社会を変えていく、そんな人材が育てばよいと思っています。」
「はい!」名前を呼ばれたときの凛々しい返事が響きます。
そして、任命証を受け取るときの目力。とても頼もしく思えました。
まさに、自らが態度を示すことで、他の人たちを巻き込んでいく力を示してくれました。
大久小学校では、「キャプテンシップ」の育成を進めています。
「みんなの学校」を目指している大久小学校。
そのヒントを求めて、8月27日(火)に「愛顔(えがお)でつなぐ”学校・家庭・地域”の集い」に参加しました。
この集いの目的は、様々な人が集い、社会総がかりで愛媛の子どもたちを育むための方向性を探ることです。
島根県益田市の取組を話された大畑信幸氏の講演が、学び満載でした。
自分たちのまちには、「なにもない」と感覚的に答える子どもたちは多いです。ここで気を付けておきたいことは、そう答える裏に、「与えられることに慣れてしまっている、お金で買えるもの・作れるものしか見れていない、作ることよりも消費することに慣れてしまっている」という状況があるのではないでしょうか。
自分を主語にした「自分が‥‥する」という当事者意識や主体性が不足しているということです。
大久小学校でも、あらゆる場面で、当事者意識(自分事)と主体性を身に付けるために取り組んでいます。子どもたちの力を信じ、どんどん任せていく。そうすることで、子どもたちは生き生きしています。
益田市では、学校や地域において、ひとづくり・つながりづくりの取組を積極的に進め、自分やみんなのウェルビーイング(幸せ)を高めています。
その手法として、「対話」を取り入れた様々な活動がされています。
例えば、カタリ場(小学校カタリ場、中学校カタリ場、高校カタリ場)、マシュマロトーク、まちづくりプロジェクトなど多数。
対話を通して、お互いが多様な価値観・生き方に触れるライフキャリアを積み重ねていくことを目指しています。
大久小学校でも以前から対話型授業に取り組んでおり、本年度からは本格的に「子どものための哲学対話(p4c)」や縦割り班での集会活動を行っています。今後、この取組をPTA活動や地域活動にも広げていくことが大切であると考えます。
最後に、「人が幸せに生きるために大切なものは?」というテーマで、ハーバード大学が研究しました。724人を75年にわたり追跡調査。結論は、人を幸せにし、健康にするには、何よりも良い人間関係。
2学期、運動会をはじめ様々な家庭・地域との活動があります。この機会を捉え、地域とともにある「みんなの学校」を更に進めていきます。