楽しみにしていた2回目の水泳教室がありました。
学年別・能力別に分かれて、レベルアップを目指しました。

どうですか、この楽しそうな笑顔。



水泳が得意なALTのマイケルに模範演技を見せてもらったり、個人的に教えてもらったりして、意欲が高まりました。
自分の昔を振り返ってみました。
初めて泳ぐときも、初めて自転車を乗るときも、親の支えがありました。ある程度手伝ってもらったら、後は自分でどんどん練習して身に付けていったものです。
夏休みは、是非そのようなきっかけをつくってあげてください。忘れられない思い出となります。
消防署の職員の方を講師に、救命救急講習がありました。
心肺蘇生法とAEDの使い方を習い、実践しました。

5・6年生も保護者も真剣に取り組まれ、万が一のときに備えました。
私たちにも、救える命があります。


消防署の職員のみなさま、ありがとうございました。
午後から、伊方町教育委員会の学校訪問がありました。
総勢10名。子どもたちは、ビックリしたことでしょう!?
ところが案外平気なのが、大久小学校の子どもたちのすごいところ。
たくさんのほめ言葉のシャワーをいただきました。





そのことはきのうのように夏みかん (坪内稔典)
校舎の裏山にさつまいも畑を借りて、栽培しています。
その下の段には、取り残された甘夏が実っています。草刈りをされていた持ち主の方が、
「先生、うちはもう取らんけん、いつでも取っていいですよ。」
と言ってもらいました。
草刈り中、あまりの暑さに一つ味見。水分は少なくなっているものの、酸味が体を生き返らせてくれます。まるで、昨日のことも忘れるかのように。
伊方町が誇る俳人、坪内稔典さんのこの句は、こんな状況を詠んだものでしょうか。

今日の全校発表会は、5・6年生が俳句と短歌を発表してくれました。
日々の日常を切り取ったもので、思わずププッとふき出してしまうようなものもありました。1・2年生にも十分通じていたようです。
短いだけに、個々人が場面を想像する余白があります。それぞれ違ったその人の場面。それがまた面白いのです。
6月の俳句教室の学びがよく生かされていました。


〈渾身の作品〉
☆ 先生と夏の理科室かご洗い
★ 楽しみは家族6人夕食で学校のこと話しているとき
☆ 楽しみは家族といっしょに誕生日ウフフと笑い物を食うとき
★ 楽しみはゆいと君家でスイカ食べ種をいっぱい出していたとき
待ちに待った水泳教室です。

学年別、技能別に分かれて、それぞれがさらなるレベルアップを目指しました。




来週あと1回の水泳教室。
さらなるレベルアップは、それぞれのご家庭でお願いします。
目の前の海で、特訓が行われることでしょう。
大久小学校の朝は、実に気持ちのよい始まりです。
1・2年生の校歌斉唱が校舎に響きわたります。
「宇和の海原 白い波 潮の香高い 学校に ‥‥」


7月7日、教室横のフリースペースには、七夕飾りが飾られ、思い思いの願い事が書かれています。




星に願いを!
個人的なことから、家族のこと、友達のこと、はたまた社会・世界のことなど、子どもたちの思いにふれると、胸がキュンとなります。
この子たちのためにも、すてきなミライをつくっていきたいものです。
台風一過、大きな被害もなく、また農家にとっては恵の雨となりました。
日本一海に近い大久小学校には、たくさんの花があります。

正門の横に咲く、ハマユウの花。
何とも南国の雰囲気が漂っています。
ハマユウ
浜木綿、浜万年青(ハマオモト)
紀州以南の海岸砂地に広く自生する大形常緑の多年草で、古くから万葉集などで詠まれています。
海岸近くでは観賞用に栽培もします。
根にアルカロイドを含み、民間では虫に刺されたとき、解毒のために根をすりつぶして局部に貼るといわれています。
(文章:逸見誠三郎 引用)
玄関に生けられた花

玄関を入ると、花が生けられています。
胡蝶蘭の一輪挿しとアジサイと楓のコラボ。
旅館やホテルを思わせるようなセンスです。
職員が自分の庭からよく花を持って来てくれて、生け花のたしなみがある用務員さんが見事に生けてくれます。
花のある学校には、花を愛する人がいるのです。
子どもたちにも自然に感じてほしいと思っています。
海に近い花のある大久小学校は、「みんなの学校」ですから、いつでもお気軽にお越しください。


朝から台風の様子が気になっていました。
勢力は弱まりつつあるものの、南予地方の宇和島市では大雨が降っていて、台風の進路も佐田岬半島を通過する予報でした。
近隣の学校とも情報交換しながら、給食後13:30に下校させることにしました。
家庭には、そのことをメール配信し、アンケート機能を使い、帰宅後家庭で対応できるかの確認もしました。
結果、温帯低気圧に変わり、何事もありませんでした。
対応は、「空振り」に終わりましたが、空振りでよかったとも考えられます。
本校は海に近いので、地震後津波を警戒して高いところへ避難します。結果、津波は来なかったとしても、このような「空振り」でいいと思います。
「空振り」を恐れず、最悪を想定し、子どもたちの安全を守っていきます。
【今日の俳句】
★ 校庭へドッジボールで汗かいた (3年NYさん)
☆ 消しゴムがありのようですソーダ水(4年KYさん)
今、大久小学校ではドッジボールが大人気。汗一杯です。
暑い中、涼がほしいものですが、ソーダ水は最高ですね。ありとソーダ水とは、おもしろい組合せです。
【図画工作:砂と遊ぼう】 6/28
校庭のすぐ南側に宇和海があり、日本一海に近い学校です。
図工の時間に、1・2年生が楽しそうに海に下りていきました。
砂や浜辺に流れ着いている物を使って、創作活動を行いました。
身近に楽しい体験ができる最高の環境です。
子どもたちの楽しそうな様子をご覧ください。





【今日の俳句】
★ 友達とドッジボールだ夏の昼 (6年SNさん)
☆ 友達と浜で水切り夏の空 (6年KRさん)

早くも梅雨明け。
暑い夏がやってきましたが、子どもたちはへっちゃら。
夏を楽しむ様子が伝わってくる俳句です。
【ふるさとの景色】
【伸びる向日葵】
【道徳の授業】
「ブランコ乗りとピエロ」の教材で、5・6年生が道徳の研究授業を行いました。
ねらいは、広い心、寛容、相互理解。
サーカス団をまとめるピエロ。スターで自分勝手なサム。
ピエロはサムに引きずり下ろしたいほどの憎しみがわいてきます。
ところが、ある演技を終え、肩で息をするサムを見ていて、ピエロから憎しみが消えていきます。
教師は、子どもたちに問いかけます。
「ピエロの心から、サムを憎む気持ちが消えたのは、どんな考えからでしょう。」



主体的・対話的で深い学びを目指し、進んでいきます。
小学生は発達段階によって、その深まりは大きく違ってきます。
状況理解レベル → 心情読解レベル → 道徳的価値レベル
大久小の子どもたちは、心も耕しながら、校訓のごとく
「あかるく やさしく たくましく」
育っていきます。