梅雨の晴れ間、とても気持ちのいい1日でした。
日本一細長い佐田岬半島の、日本一海に近い伊方町立大久小学校。
教室の窓からの景色です。
防災参観日のお知らせをします。

大久小学校(海抜9m)の南側正面には、宇和海が大きく広がっています。また、地域のほとんどが土砂災害警戒区域に指定されているため、大地震発生時には津波と土砂災害が予想されます。
令和3年度、「学校防災教育実践モデル地域研究事業」の指定を機に、家庭・地域・行政や防災の専門家と連携・協力することで学校安全体制の再構築を目指しています。
その取組が高く評価され、令和4年度には、「愛媛県学校安全優良学校」として表彰されました。
本年度もこれまでの取組を進化させ、防災教育の充実を図っていきたいと考えています。

今回は、以下のように防災参観日を行います。
NPOひめぼうの協力を得て、松山市星岡地区の取組を紹介していただいたり、ドローンを用いた活動も実演していただいたりします。そして最後に、津波避難訓練と保護者への引き渡しを行います。
〇日 時 令和5年6月21日(水)13:40~14:40
〇場 所 伊方町立大久小学校
〇内 容 松山市星岡地区の防災活動
ドローンを用いた防災活動
津波避難訓練、保護者への引き渡し
〇講 師 NPOひめぼう(松山市)
自由参観日なので、地域の方、興味のある方は、ご自由にお越しください。

梅雨に入り、台風の影響も重なり、雨が多くなっています。
この時期に心配なのが、土砂災害。
(防災)教育に積極的に取り組む大久小学校では、土砂災害避難訓練を行いました。
内容は、校舎内での垂直避難とNHK for schoolを活用した「土砂災害から命を守ろう」の視聴 。


土砂災害はどのようにし起きるのか?
その仕組みを学び、土砂災害から命を守る方法を考えました。
家庭で話をしてくることを宿題としていますので、是非話し合ってみてください。
自然体験を通して、様々な学びを得る大洲野外活動。
6月13日(火)・14日(水)、国立大洲青少年交流の家が舞台です。
伊方町では、小学校5年生が連合で実施しています。総勢44名。
まずは、各校混成の班活動、グループワークです。
早くも円陣を組み、チームワークを上げていきます。

午後からは、最も人気のある活動内容、カヌー。
一昨日まで、大雨による増水でカヌーができなかったようです。
初めての操作では、恐怖心もあり、上手くいかなかったようですが、みるみる上達していきました。
「楽しいー」の声と笑顔でいっぱいになりました。



夜は、お待ちかねのキャンドルサービス。
厳かで、ユーモアが混じった「火の神」から、一人一人にキャンドルの火が分けられていきました。


その後の第2部では、大盛り上がり。
徹夜でもできそうな勢いでした。
活動を通して、気持ちが通じ合う子どもたち。それは大きな雰囲気を作り出しました。
みんなで楽しもうという雰囲気です。
私はこれまで50回ほどキャンドルサービスを見てきましたが、これほど盛り上がったものは多くはありません。
しかも連合集団であるのに。
14日(水)は、ウォークラリーでした。
お互いにすっかり打ち解け合い、チームワークよく進んでいきました。
退所式のお礼の挨拶でも、大久小学校のKYさんが自分の思いを語りました。大変、立派でした。

伊方町連合小学校5年生。
それぞれの学校へ帰っても、これまでとはちょっと違う成長した自分をみせてください。
明るい未来を感じた2日間でした。

6月7日、HanaIku(花育・花生)出前授業が行われました。
伊方町と包括連携協定を結んでいる大和ハウス工業・大和ハウスブルームのゲストティーチャーによる授業。
花育とは、花や緑に親しみ、育てること、やさしさや美しさを感じる気持ちを育むこと。また、花と共に生きるということ。
ミニ・コチョウランの苗を育てていきます。

〈学びの時間 〉
児童も講師の方も生き生きとしています。



〈お礼の言葉〉

〈八西CATV放送時間〉
6月13日(火)18:30
再放送
6月13日(火)21:30
6月14日(水)1:00 5:00 7:00 12:30 15:00
6月8日、伊方町税務課の方をゲストティーチャーとして、5・6年生の租税教室を行いました。
税の大切さ、集め方、使い方などを、専門的に学ぶことができました。


義務教育(9年間)の費用が、一人当たり9,495,000円かかると聞いて、ビックリしていました。
「うちは兄弟姉妹3人なので、3倍の3,000万円近くですね。」
と応用する児童もいました。

そして更に盛り上がったのが、
「このケースには、1億円が入っています。どれくらいの重さか持ってみてください。」


「重いー」
と、必死で持つ者、ふらつく者。
税への関心は、確実に高まりました。
このように大久小学校では、効果的にゲストティーチャーによる授業を度々行っています。
6月6日、伊方町球技大会が行われました。
大久小学校は、バドミントン(シングルス、ダブルス)に出場し、両方において優勝しました。
おめでとう!
勝った人も、負けた人も、これをきっかけにし、より大きく成長してほしいと思います。
ご家族の皆様、心強い応援をありがとうございました。

大久小学校のKKさんのすばらしい選手宣誓。
輝かしい表彰式


プレーの様子





大久小学校では、表現活動の育成や身近な自然・暮らしを見つめる感性の育成を目指し、俳句作りを積極的に行っています。
毎回、出来上がった作品は校内に掲示したり、愛媛新聞や伊方町の俳句トーク、俳句ライフマガジン「100年俳句計画」に投稿したりしています。
6月4日付の愛媛新聞「ジュニアえひめ新聞 俳句キッズ」に2人の作品が掲載されました。
〇 なみをきる石がピョンピョンなつちかし (2年MMさん)
〇 みつばちの足にきいろいボール2個 (2年NSさん)
子どもたちの瑞々しい感性に心がホッコリします。
子どもたちは、今、心も体も育ちざかりです。
台風の影響による大雨が心配されていました。
愛媛県内全ての市町に警報が発令されましたが、伊方町だけには警報発令がありませんでした。
登校時、雨・風とも強くなく、子どもたちは通常通り、元気に登校して来ました。
玄関には、色とりどりのカッパが掛けられています。

授業の様子です。
テストあり、学び合いあり。




窓の外は、うねりが高い宇和海。
白波が立ち、細かなしぶきが舞っており、潮の香りがします。


きっと明日は、いい天気。