12月6日、日本の伝統文化の一つである、茶道を体験するとても良い機会となりました。
子どもたちにとっては、おいしい和菓子を食べたり、抹茶を作ったりと、おやつ気分だったのではないでしょうか。
ただ、その中でも、日本の伝統的な作法や感謝の心を学ぶことができました。身を清めるために手や口を洗ったり、掛け軸に礼をして始めたり、一つ一つの作法に戸惑いながら体験していきました。

お茶を出す行為、和菓子をいただく行為にも、相手への感謝の気持ちや敬う心の表れとしての動作があり、日本の伝統の奥深さに誇りのような気持ちを持ちました。



家や地域の行事でも日本の伝統文化に触れる機会もあるでしょう。ぜひ、この日本の世界に誇れる文化を、大切にしていきたいです。

最後に認定証をいただきました。3名の地域ボランティアのみなさま、ありがとうございました。
2020年度から、小学校でプログラミング教育が必修とされ、プログラミング教室を行っています。今年も三崎高校公営塾の石口先生に教えていただきました。

プログラミング的思考はとても大切です。
「目的の結果を引き起こすために必要な活動を考える力」ということ。こうした力を養っておくことは、考え抜く力、的確に指示を出す力、論理的に考える力を身に付けなど、将来、プログラマーだけではなくさまざまな職業で役立ちます。
子どもたちも大変関心が高く、意欲的です。

最後に、プログラミングによって自動で動く自動車を見て、「おー。すごい!」という声が多く上がりました。
大久小学校の子どもたちは、未来に向けて、どんどん力を付けています。
12月10日、表彰があいつぎました。
まずは、へき地学校優良児童の表彰。
学習面・生活面において、他の模範です。家庭教育や地域教育も含めた賜物だと感じます。

続いて、書写作品の表彰。


瀬戸芸能文化祭でのライオンズクラブ賞(文化賞)

伊方町人権作品賞

個性を輝かせる子どもたち。
今後も楽しみです。
12月1日(日)のジュニアえひめ新聞「俳句キッズ」に掲載されました。
ちきゅうぎへやでくるくるながれぼし
4年 HMさん
大久小学校では、各学級に地球儀を置いています。
子どもたちは、くるくると地球儀を回し、地球に、世界の国々に興味を抱きます。
11月28日、3・4年生がみかんの収穫体験をしました。
大久や川之浜は、みかんの産地。今が収穫真っただ中。


オレンジ色は、幸せの色と言われています。
収穫する子どもたちは、とても楽しそう。

コンテナで5杯、収穫できました。
それを全校児童、教職員に18個ずつおすそ分け。

味見して、大満足。
学校の裏山にあるこのみかんの木は、地域の方がこどもたちのために提供してくれています。
おいしくなるよう白いマルチシートを敷いていただき、猪に取られないよう鉄筋柵も設置していただきました。
「子どもたちの喜ぶ様子がうれしいんよ。」
持ち主のおじいちゃんの言葉です。
その温かいお気持ちと一緒に、おいしいみかんをいただきました。
11月26日(火)に行われる伊方町音楽発表会が迫ってきました。
大久小学校は、唯一の全校合奏。毎年ながら1年生も頑張っています。


強弱がつき、メリハリが出てきました。
「ドラえもん」が浮かびあがってくるようです。
参観はどなたでも自由ですので、ご近所お誘い合わせの上、お越しください。
〈プログラム〉



11月11日(月)、愛媛県陸上運動記録会が行われました。
大久小学校からは、Yさんが幅跳びで出場。
10月16日の西宇和郡小学校陸上記録会で優勝し、県大会の切符を手にしました。
この1か月間、担当の先生と二人三脚で、黙々と取り組む姿を見ました。そして、今日の本番を迎えました。
この場に立てる小学生は、限られています。

1本目の跳躍。スタートし、持ち前の走力でどんどん加速し、力強く踏み切りました。
高く上がった体は、大きな弧を描き、少しでも前へ着地の足を延ばします。


記録は、4m19cm。いきなり、自己最高記録。

途中経過では、40名を超える競技者の中で、5番に付けていました。
その後も落ち着いた様子で2本の跳躍を行い、結果1本目に跳んだ記録が自己最高記録となりました。
翌日、Yさんに感想を聞いたところ、
「あまり緊張はしませんでした。1位は5mを超えていたので、すごい同級生がいるなーと思いました。」
今後につながる、すごくいい経験だったと思います。自信と新たな目標を手に入れたのではないでしょうか。
「夢は大きく 胸はって 学びの道をまっしぐら」 (校歌三番)
11月10日(日)、毎年恒例の佐田岬マラソンがありました。
様々なコースがあり、最長は大久を折り返すハーフマラソン。
このコースは、起伏が激しくランナー泣かせの鬼のコースと聞いています。
そんなコースだからこそ、沿道の応援や給水ポイントでのボランティアが力になります。
こどもたちにボランティアの希望を聞いたところ、何と8名も活動してくれることになりました。



選手たちから
「ありがとう」「生き返る―」「頑張るぞー」
という声を掛けていただき、ボランティアの子どもたちも喜びをいただきました。
「少年は必要とされてはじめて大人になる。」
ボランティアの父、アレック・ディクソンより
11月3日(日)のジュニアえひめ新聞「俳句キッズ」コーン―に3名の児童の俳句が掲載されました。
〇 イルカショーしぶきがひかるあきのそら (1年女子)
〇 ドーナツのあなからみえたあきのうみ (1年女子)
〇 手作りのかみにんぎょう秋の空 (4年女子)
子どもたちのみずみずしい感性がすごく伝わってきます。
このような豊かな体験を学校でも家庭・地域でも重ねていきます。
三連休が終わりました。今日も元気に全校20名が登校しています。
2時間目、運動場に子どもたちの声が響いていましたので、のぞいてみました。
1・3・4年生合同の体育の授業。はじめのウォーミングアップで、遊びを取り入れた運動をしていました。
芝生が生えているブランコ周辺の柵を利用した陣取り合戦。

両サイドから、柵の支柱をくぐりながら、敵陣へ進んでいきます。途中出会ったらジャンケンをし、勝ったらさらに敵陣へ進む。
それを阻止しようと、次の人がスタートします。

これほど盛り上がるのかというくらい、キャーキャー。

天高く、馬肥ゆる秋。
子どもたちは、伸び伸びと育っています。
心配していた天気も午後から晴れ、1・3年生で芋掘りをしました。
何より、今日までイノシシに食べられなかったのが幸いでした。

掘り出したときのこのうれしそうな顔。どうですか。

地域学校協働活動のコーディネーターと地域ボランティアの方の協力も得ました。

ふるさとは、収穫の秋を迎えています。
1か月後は、みかん収穫があります。

みなさんは、「ごんぎつね」という読み物教材を覚えておられますか?何か悲しい終わりでした。
今日は、その授業の様子を3・4年生の学級通信から紹介します。
昭和52年から、国語の光村の教科書に掲載されている「ごんぎつね」。今年の4年生も学習を終えました。最後の授業の様子を紹介します。
~本文の最後~
(T:先生 S:児童)
兵十は、火なわじゅうをばたりと取り落としました。
青いけむりが、まだつつ口から細く出ていました。
T: なぜ、新見南吉さんは「白いけむりがもくもくと出ていました。と書かなかったのだろう?」
(しばらく考えこむ4年生3人)
S: 白いより青い方が、色に対してのイメージが悲しい感じがするから、青の方がいい。
S: 最後に、兵十はくりやまつたけを持ってきてくれていたのがごんだと気付いたから、撃ってしまって後悔したと思う。顔も青くなったと思うから、青いの表現がいいんだ。
S: 細くは、もしかしたらごんの命が細くなっているんじゃないかな。
S: 最後はピーンと空気がはっている感じがするから、細いがいいと思う。
S: すごい!新見南吉さん。青いや細いという言葉で、気持ちが伝わってくる!
気持ちを表す表現だけでなく、情景も気持ちを表す効果を担っていることに気付くことができた4年生でした。
10月23日(水)、伊方町人権擁護委員さんから毎年恒例の「人権の花」が贈呈されました。

子どもたちは、今後、この球根を植え栽培します。
そして花開いたときに、地域の一人暮らしのお年寄りの方にプレゼントします。
毎年、とても喜ばれており、子どもたちと地域の方をつなぐ花🌺にもなっています。
子どもたちは、このような活動を通して、自然に様々な人たちとのつき合い方を感じるようになります。

学校が、子どもたちが、地域の方に元気を届ける存在になっています。
10月21日、大和ハウス工業との連携事業として、山地真美さんを講師に「浮世音(うきよね)プロジェクト」を行いました。
山地さんは、情景描写ピアニストとして活躍されており、全国の様々な場所を訪れ、その場所の風景や人々の様子を見て、即興で曲を作られています。

まずは大久小学校の校歌をアレンジして弾いていただき、いつもと違った感じの校歌を合唱しました。

次に、佐田岬の良いところを子どもたちが伝え、それを基に即興で曲を作り、ピアノ演奏されました。子どもたちは、その美しさに酔いしれました。

最後に、全校でピアノと一緒に即興曲を演奏しました。1年生はタンバリン、3年生は鍵盤ハーモニカ、4・5・6年生はリコーダーを使っての演奏。どの楽器も、山地さんのピアノと調和し、とても感動的でした。


子どもたちから、「即興で音楽を弾くことは難しいと思ったけれど、山地さんは簡単に弾いていてすごいと思った。」「ピアニストのすてきな音楽に自分たちの音も合わせることができて良かった。」「浮世音という言葉を知らなかったけれど、とてもすてきで、みんなで演奏できて楽しかった。」等の感想が出ました。

プロのピアニストの演奏を聞き、みんなで合わせる音楽の楽しさを改めて感じることができました。11月26日に開かれる伊方町音楽発表会がとても楽しみになりました。
〈 山地真美 情景描写ピアニスト 〉 ※お聞きください
https://yamajimami.com/ukiyone/
心配されていた雨も降らず、絶好の陸上競技日和となりました。
子どもたちは、競技本番に向けて自主的に準備を進めていきます。
そんな姿勢が、ずいぶんと成長したところです。
体調不良のため、残念ながら欠席した選手もいました。そのため、エントリー変更もありました。
そして、いよいよ競技スタート。



より早く!

より高く!

より遠くへ!
練習してきたとおり、持てる力を出し切ろうと頑張りました。
最後の種目は、リレー。


体調不良による欠席者があったため、急きょエントリーされ、走るようになった4年生たち。走ることが得意ではないのに、一生懸命練習し、見違えるようになった子どももいます。
その一生懸命な姿に、胸が熱くなりました。
その頑張りに心から拍手を送ります。


6年生のWYさんが、幅跳びで1位となり、11月11日(月)の県大会へ出場します。

男子リレーでは2位の成績を残しました。
喜びも悔しさもあったでしょうが、いい笑顔をしています。
子どもたちの未来には、夢が感じられます。
大久小学校の子どもたちは、校訓のとおり
「あかるく」「やさしく」「たくましく」生きていきます。