5・6年研究授業 ほか

2020年9月30日 16時55分

 2時間目、5・6年教室で国語の研究授業が行われました。複式学級のため、2学年分の教材研究をしなければなりませんが、本校の研究テーマや研究内容に沿ってしっかりと教材研究がなされ、今後の実践につながる有意義な研究授業となりました。特に今回は、6月に実施した3・4年の研究授業を受け、「対話的な学び」について高学年らしい取組がなされました。5年、6年ともそれぞれ2名ずつの学級であるため、話合いをいかに深めるかが課題ですが、6年「やまなし」の授業では、教師の支援を受けながら児童が互いの考えを尊重し、主題に迫る話合いが行われました。

 5年「たずねびと」の授業では、教師があらかじめ児童に考えさせたい問題を三つ設定し、児童がそれを自力解決していきました。そして、類似点や相違点に着目して互いの考えを発表して交流し、問題を解決しました

 昼休み、池の方が騒がしいので見てみると、低学年がアマガエルをつかまえていました。

「えさをやらんといけん。」

「カエルのえさって何よ。」

「ミミズよ、ミミズ。」

「えっ、ミミズ?」

「分かった、探してくる。」

2分もすると、2年生の男子が花壇からミミズを見付け、手のひらにのせて帰ってきました。周りにいた児童はみんな、ミミズを手づかみする彼の勇気ある行動におどろいていました。しばらくして4年生がやってきました。「よくやった。」と目で2年生に伝えていました。