台風9号余波
2020年9月3日 11時03分学校前の海は、台風9号の余波で大きくうねっています。この3日間、普段は見事な「大久ブルー」をたたえ、穏やかで美しい大久の海からは想像がつかないほどの荒れように、畏怖の念の抱かずにはいられませんでした。今朝もシャッターを切りながら、自然の偉大さに圧倒されっぱなしでした。
そんな大久の海を横目に、児童が元気に登校してきました。生徒指導の先生に「子どもたちは、あの大きな波の音で夜は寝れんかったんやないかなあ。」と問いかけると、「いやあ、大久の子どもたちにとって、波の音は子守歌のようなものですから。」という答えが返ってきました。その真偽はともかく、「なるほど。赤ちゃんの頃から間近に海を見て育った子どもたちには、確かに波音は子守歌なのかもしれないな。」とみょうに納得しました。きっと子どもたちの心の奥深くには、海をはじめとする瀬戸の豊かな自然に対する感謝と畏敬の念が備わっているに違いありません。その崇高な気持ちを、確かな教育によって顕在化させなければならないと思いました。
2時間目の授業の様子を紹介します。2年生は、(3けた)-(2けた)のひき算で、10の位が0のときの筆算の仕方を考えていました。つまずきやすい内容ですが、友達の考えや先生の説明を聞いて、全員がしっかり理解できていました。4年生は、人権ポスターの仕上げを行っていました。
現在、台風10号が発達しながら日本に近づいており、今週末から大荒れの天候になる見通しです。児童の安全を第一に考え、しっかり備えてまいりますので、保護者の皆様の御協力をよろしくお願いいたします。