日本一海に近い みんなの学校の卒業式
2023年3月24日 10時13分3月23日(木)、日本一海に近い みんなの学校の卒業式が行われました。
ふるさと佐田岬半島の山桜が美しく咲き始めました。少しずつ異なるさまざまな緑と薄紅色が、瀬戸の山々ををひときわ輝かせます。雨模様ですが、桜にとってこの雨こそが命の源になります。
卒業証書を受け取る卒業生の凜とした態度と目の輝きに心が震えました。6年前、家族に付き添われて校門を入った幼い児童が、今はしっかりと立ち、学び舎を後にしました。
それぞれ、自分にしかない良さを大切にしてきたことでしょう。「私と小鳥と鈴と」のように、みんな違ってみんないいのです。
一度しかない人生を、自分らしく生きてほしいです。
6年生となったこの一年は、自分のことだけではなく、下級生のためにも頑張りました。集団登校から始まり、日々の掃除や奉仕活動、委員会活動、遠足、郡バドミントン大会、運動会、陸上運動記録会、音楽会、学芸会など数えればきりがありません。どんなときにも、たくましく、頼りにされた6年生でした。
たくましさとは、やさしさのことでもあります。誰かのいいところを見付けたとき、ほめ言葉のシャワーをかけてあげていました。
そのように、「すき」な大久小学校に、「て」を加え、「すてき」な学校に変えていったのが6名の卒業生たちです。
大久小学校の校章には、桜がデザインされています。
昨年秋、桜プロジェクトで奈良県吉野の山桜を植樹しました。
そのとき、
「僕たちはこの桜が咲くのを見ることができないな」
と誰かがつぶやきました。
将来、みんなで植え、水をやったあの山桜は、ふるさとを美しく彩ってくれることでしょう。是非、いつでも帰って来て、大久小学校の思い出を、桜と共に振り返ってほしいです。
4月からは、中学生。そしてその後は、違った場所でそれぞれの道を歩んでいくことでしょう。
あの桜のように「置かれた場所で咲きなさい」。
大久小学校の子どもたちは、それができる力を持っています。
ときには、思い通りにいかないこともあるでしょう。
そんなときはふんばって、桜のように下へ下へと根を伸ばしてください。花が咲くためには、根っ子が大切ですから。
卒業生の6年間に拍手を送るとともに、これからもずっと応援しています。
保護者の皆様、お子様の御卒業、誠におめでとうございます。
子どもは、家庭の宝であり、学校や地域の宝でもあります。
子どもたちの今後のさらなる成長と活躍を教職員一同、心から願っています。
地域の皆様、今後も手を取り合って、子どもたちを見まもり、応援していきたいと思いますので、どうかよろしくお願いします。