三学期 大切にしたいこと 始業式より
2023年1月10日 15時20分令和5年1月10日、いよいよ三学期がはじまりました。
全校児童25名全員、元気に登校しています。
そして、天気は快晴。
始業式では、校長先生から次のような話がありました。
〈島根県出雲の神様のお話〉
1 因幡の白うさぎというお話です。
うさぎ、サメ、年上の神様たち、年下の神様(大国主命)、お姫様が登場します。
今年の干支のうさぎ。
「おおく」小学校と似た名前の「おおく」にぬしのみこと、という神様も出てきます。
このお話を、「どうしてかな?」
という疑問を持ちながら聞いてください。
2 因幡の白うさぎの話
因幡という国に白いうさぎがおりました。
ある日、うさぎはサメに嘘をついて向こう岸に渡ろうとしました。
しかし、だまされたことに怒ったサメに皮を全部はがされ大けがをおってしまいました。
体が痛くて泣いていると、大勢の神様が通りかかりました。
大勢の神様は美しいヤガミ姫の所に結婚を申し込みに行く途中でした。
泣いているうさぎに大勢の神様は、「海水を浴びて風に当たるように」と言いました。
その通りにすると、良くなるどころかもっともっと痛くなりました。大勢の神様たちは、うさぎにいじわるを言ったのです。
するとそこに、年上の神様たちの荷物を持たされた大国主命(おおくにぬしのみこと)という神様がやって来ました。
泣いているわけを聞いた大国主命は、「真水で体を洗いガマの穂をほぐしたところに寝っ転がりなさい」と言いました。
うさぎが言われた通りにすると体がすっかり良くなりました。
うさぎは感謝して何度もお礼を言いながら言いました。
「ヤガミ姫は心の優しいあなたと結婚するでしょう。」
それからうさぎが言ったように、大国主命はヤガミ姫と結婚しましたとさ。
3 だれか「どうしてかな?」を発表できる人はいませんか。
・うさぎは、どうしてサメをだましたのかな?
・サメは、どうしてうさぎの皮を剥いだのかな?
・神様は、どうしていじわるをしたのかな?
・大国主命は、どうしてやさしくしたのかな?
みなさんが思った「どうしてかな?」ということについては、書かれていません。
「どうしてかな」という疑問を持って考えていくと、違って見えてきます。
4 勉強や友達となかよくするためにも、「どうしてかな?」を大切にしてください。
す(て)きな三学期にしてください