国際理解・協力 ~高山良二さんの活動からカンボジアを知る~

2022年10月13日 11時23分

 今朝の白波タイムは、校長先生のお話し会でした。

何か考えているようです。学校では、この考えることが大切です。この児童は、いったい何を考えているのでしょうか?

 

 大久小学校では、11月8日(火)の参観日に、人権講演会を予定しています。11月は差別をなくする強調月間になっています。


※人権講演会は、保護者だけでなく、御家族の方、地域の方の参加もかまいません。差別をなくするために、みんなで考えていきましょう。

 

13:30~14:15 人権に関する授業参観

14:30~15:30 人権講演会

 講師: 高山 良二 先生(宇和島市三間町出身)

 内容: 平和の種をまきたい~地雷原の村での挑戦~

 

 お話し会の内容は、前半は、映像を見ながら高山さんの活動について知る。後半は、自分がもっと知りたいことを考える。

 

 写真の女子児童は、新たに知ったことがあったでしょう。
そして、もっと知りたいこともあったと思います。それについて自分と向かい合っていたのです。

       

 子どもたちのもっと知りたいことについて。

私がもっと知りたいことは、‥‥‥

 

〈地雷について〉
〇 なぜ、地雷が埋められたのか。
〇 地雷は、何個埋められているのか。
〇 地雷は、全部取り除けたか。今までに、何個取り除けたか
〇 全ての地雷の処理は、いつ終わりそうか。
〇 地雷は、どこに埋められているか。
〇 地雷の威力はどのくらいか。

〇 地雷処理作業中に7名の方が爆発で亡くなったが、まだ他にいたか。

 

〈高山良二さんについて〉

〇 なぜ、高山さんはカンボジアに行ったか。
〇 地雷は危険なのに、高山さんはなぜ取り除くのか。
〇 高山さんは、なぜカンボジアの人々を救おうと思ったのか。

 

〈村の学校、日本語学校について〉
〇 村の学校や日本語学校には、子どもたちは何人いるか。
〇 村の日本語学校は、何年続いているか。
〇 村の日本語学校では今何を教わっているか。

 

 初めて知ったこと、まだ分からないこと。この2つが大切です。
「問いを持つ」、そしてそれを「自分で探ってみる」ことは、更に自分を成長させます。

 

 最後に、校長先生から子どもたちへ投げ掛けられました。

「もっと知りたいことを自分で探ってみましょう。
誰かに聞く、本やインターネットで調べることはいいですね。」