桜プロジェクト ~未来へとつなぐ「和」の心~ 後編

2022年10月4日 14時57分

 桜プロジェクトの様子を地元の八西CATVが収録(12分間)していますので、ご覧ください。快くリンクの許可をいただきました。 
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https://www.hassei.or.jp/movie/movie/news3409gatu/2022.928.mp4

 

 

☆桜プロジェクト ~未来へとつなぐ「和」の心~
 桜プロジェクトとは、大和ハウスが2010年から取り組んでいる活動で、未来を担うこどもたちと、自然環境の大切さについて共に考えていきたい。そして、いつまでも日本文化のすばらしさ・美しさを残していきたい。そのような想いから、「和楽器演奏・体験」と「桜の植樹」を通じてこどもたちに『和の心』を伝えるというものです。


 今回は、伊方町・大和ハウス・和楽器演奏家AUN・三崎高校・書道家(康越氏)・大久小学校が協働した感動的な取組となりました。


① ふるさとの郷土芸能
  三崎高校生有志が、秋祭りの伝統的な郷土芸能(和太鼓演奏、唐獅子、五ツ鹿踊り、浦安の舞)を、青年団等の地域の人の力を借りながら見事に演じました。真剣に伝統と向き合い、未来へつないでいこうとするたくましい姿でした。

 

 

② 三崎高校吹奏楽部と和楽器奏者のコラボレーション
  一曲目のジャンボリーミッキーでは、真ん中で踊る大久小学校卒業生の楽しい姿を真似て、全校25名がはじけて踊りました。そのかわいらしさと楽しい雰囲気に会場は大盛り上がり。

二曲目は、「さくらさくら」の曲を和楽器奏者AUNとロック調で共演。見事なコラボレーションに大きな拍手がおこりました。

 

③ 和楽器演奏・体験

  国内外で活躍するプロの和楽器奏者AUNの笛・三味線・太鼓の音色に、和楽器の奥深さを感じました。その後、実際に太鼓の連続打ちを体験し、和楽器に関心を持った子どもたちも多くいました。

 

④ 書道パフォーマンス
  書道家康越さんによる大筆を使った書道パフォーマンス。後ろではAUNの二人が和楽器の演奏をし、雰囲気を盛り上げます。

子どもたちは、初めて見る大きな筆の躍動に見とれていました。作品は、7mもの「故郷を彩る桜」。大久小学校の目の前に広がる大海原と青空に向かい、伸びやかに勢いよく育っていく、生命力あふれた桜を表現されました。

 

⑤ 桜の植樹と校歌斉唱

 最後に奈良県吉野の山桜を運動場と校歌の歌詞にある亀がくぼに植えました。土をかぶせるときには「大きくなーれ、桜の木」と言いながら、やさしく土をかけました。


 その後、全員で思いを込めて校歌を歌いました。これから私たちが桜の木の「桜守(さくらもり)」です。

 

みんなで音楽を奏で、踊り、校歌を歌い、桜を植え、育てることを通して、すてきなふるさとが未来へつないでいかれることでしょう。