令和3年度学芸会

2021年11月29日 08時56分

 11月28日(日)午前9時から学芸会を開催しました。子どもたちは、これまでの練習の成果を十分に発揮し、精一杯の演技で観客を魅了しました。

 昨年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、やむなく中止した学芸会でしたが、今年度は現時点で感染状況が落ち着いており、予防の徹底を図りながら実施することができました。学芸会は運動会と並んで、児童はもちろんのこと、保護者や地域の方々も楽しみにしている学校行事の一つです。「すばらしい学芸会でした。」「とってもよかったです。ありがとうございました。」など、お帰りの際には温かい言葉をたくさんいただきました。ご観覧いただきました皆様、本当にありがとうございました。

 それでは、本校の学芸会の様子の一端を紹介します。

 

【大久保育所年長組『鼓舞太鼓』】

ポーズが決まっています。かっこいい~!

 

【1・2年劇『貧乏神と福の神』】

仲がよくて優しい夫婦の前に貧乏神が登場!生まれて初めてご馳走を食べさせてもらいます。

そこへ福の神が登場・・・

なんだか穏やかでない様子・・・

ついに貧乏神と福の神が戦いを始めました。なぜか貧乏神を応援する優しい夫婦。

戦いに勝利した貧乏神が新しい福の神になる?

最後は1・2年生みんなでダンス!

 

【3・4年劇『大久どろぼう学校』】

どろぼう学校は夜に始業します。校長先生、蝶ネクタイがとってもよく似合っています。

まずは宿題の確認です。

頑張って手に入れた品物を発表しますが、どこか抜けています。

中には時限爆弾を盗んできた者も・・・

危うくみんな吹っ飛ばされるところでした。

楽しみにしていた遠足に出かける時間となりました。

大変大変、遠足の途中、きょ、きょ、恐竜に遭遇?!

知恵を出し合って恐竜から逃れたものの、最後は刑務所に泥棒に入って捕まってしまい、「もう二度と泥棒はしません。」と悔い改めるのでした。

 

【5・6年劇『空気がなくなる日』】

ハレー彗星の接近により、5分間だけ地球の空気がなくなってしまうというニュースが入りました。さあ大変!みんなどうするのでしょうか。

5分間、息を止めて我慢しようとする者、高価な酸素ボンベでしのごうとする者。果たして・・・

バケツの水の中に顔を漬けて5分間息を止める特訓をするもうまくいきません。

手のひらで友達の顔を塞ぎ合って息を止めようとしますが、これもうまくいきません。

自分だけ酸素ボンベを使って生き延びようとすることに後ろめたさを感じてしまいます。

子どもたちは、5分間も息を止めることの難しさと限界を知り、普段当たり前に生活できていることのありがたさを思い知るのでした。そして、豊かな自然環境、いつもお世話になっている家族や友達、身の回りのすべての人に感謝の気持ちがわき起こります。

しかし・・・地球の空気はなくなりませんでした。宇宙研究センターの計算ミスによる誤った情報だと分かり、歓声を上げる子どもたち。そして、生きることの大切さを改めて知るのでした。「本当に大切なものは、目には見えない」と強く感じながら・・・

 

【6年生による終わりの挨拶】

小学校生活最後の学芸会を思う存分やり遂げた満足感と充実感に満ちあふれていました。

 

 大久小の学芸会はいかがでしたでしょうか。これらのほか、運動会のダンスを20秒ごとに各家庭で分担し、児童が持ち帰ったタブレットに録画したものをつなぎ合わせたビデオを、PTA出し物『レッツダンス?』として上映しました。また、ビデオの上映前にはPTAの有志による楽しいコントも披露し、会場からたくさんの笑いと拍手をいただきました。

 早朝よりお越しいただき、子どもたちを温かく見守りご観覧いただきましたご来賓の皆様をはじめ地域の皆様、準備や片付け、ビデオ出演にご協力をいただきました各ご家庭の皆様、楽しいコントを披露していただきましたPTA有志の皆様、本当に、本当にありがとうございました。皆様のお陰様で、2年ぶりに笑いあり、感動ありのとてもよい学芸会となりました。今後も本校教育活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。