フェイスシールドを改良しました!
2020年5月27日 10時21分①
写真①をご覧ください。左がこれまでのフェイスシールド、右が改良したものです。違いが分かりますか?それではどのように改良したのか説明します。
②
③
写真②・③をご覧ください。額に当たるスポンジを1層から3層に増やして厚くし、顔とシールドの隙間を多くしました。また、スポンジの長さを短くして、額に当たる部分の面積を小さくしました。そして、透明シートを外側に折り曲げ、呼気が内側にこもり過ぎないようにしました。
なお、透明のシートは、昔懐かしのOHPシート。スポンジは、襖や障子の隙間を埋める隙間シート。ゴムひもは、昔よく下着や体操ズボンにはめていたゴム紐を使っています。
④
⑤
写真④は昨日まで使っていたフェイスシールドで、写真⑤が今回改良したものです。④に比べ、⑤の方が顔とシールドの隙間が広くなったことがお分かりでしょうか。また、シールドが④は顔を覆うようになっているのに対し、⑤は顔と並行になっていることもお分かりいただけると思います。⑤は言わば携帯式衝立(ついたて)といったところでしょうか。
このように、以前より呼気がこもりにくく、着用することがそれほど苦にならないフェイスシールドへと改良することができました。
早速、改良したフェイスシールドを先生方に使っていただきました。すると、先生方から「以前よりずっといい。」と嬉しい感想を聞くことができました。
今回、ちょっとした工夫で、生活をより快適にできることを改めて感じました。以前紹介した医療の最前線で懸命に働いておられる医師の言葉「できない理由を探すのではなく、どうやったできるかその方法を探る」のように、今後も工夫改善しながら、感染症予防その他に取り組んでいきます。
また、伊方町教育委員会からは、エアコンの随時使用許可もいただいております。マスクやフェイスシールドを着用しても、児童の皆さんや先生方が快適に過ごせるようにしていきます。
これもちょっとした工夫の一つです。これまで、廊下に置いていた消毒液を、養護教諭がメッセージを添えて児童玄関の入口に設置しました。今朝、登校してきた人からきちんと手の消毒をして教室へ上がっていきました。
もうすぐアジサイが美しい梅雨を迎えます。