伊方町そして愛媛県の偉人 河野兵市さん ~ 校長講話より
2022年2月9日 12時12分今日の校長講話は、感染症の予防を徹底するため、Zoomを使ってオンライン形式で行うことにしました。子どもたちは慣れた手つきでZoomを操作し、短時間でスムーズにミーティングに参加しました。問題は校長の私です。メモを見ながらアプリを操作してホスト役を務め、資料を提示しながら何とか講話を行うことができました。
さて、今日は第3学期の始業式の式辞でも触れた、伊方町そして愛媛県の偉人 河野兵市さんの輝かしい偉業や未来を生きる子どもたちへの想いについて話しました。河野さんが、今から25年前の1997年5月2日に日本人で初めて北極点単独歩行に成功した冒険家であることは、ご存じの方も多いかと思います。しかし、実はこれ以外にも、北米大陸徒歩横断(ロサンゼルス―ニューヨーク間)や南米大陸自転車縦断(ベネズエラーアルゼンチン間約1万km)、サハラ砂漠徒歩横断、五大陸の各最高峰登頂など、数々の偉業を成し遂げています。そこで、このようなすばらしい偉業について、現在愛媛県生涯学習センターで開催されている河野兵市展を私が観覧してして分かったことや感じたことを、子どもたちに伝える形で話しました。また、愛媛県教育委員会発行の『「愛」ある愛媛の道徳』(小学校3、4年生版)に掲載されている『わが子にぜひつたえたいこと―河野兵市の思い』についても触れました。
子どもたちは自分のタブレットに見入り、私の話を真剣に聞いてくれました。依然としてコロナ禍が続き、ともすると夢や希望を見失いがちになりそうな昨今ですが、こんなときだからこそ、河野兵市さんの生き方に触れ、彼が大好きだった言葉「夢大切に」を心に刻みたいものです。そして、偉人 河野兵市さんのことを今後も学校や家庭、地域で語り継いでいかなければならないと思います。
なお、河野兵市展は、3月4日まで愛媛県生涯学習センターで絶賛開催中です。ご都合がよろしければ、是非、ご観覧ください。
昼休みは、青い海と青い空に囲まれて、子どもたちが元気に遊んでいました。