1・2年研究授業

2020年10月28日 15時07分

 2時間目、1・2年教室で国語の研究授業を行いました。6月に3・4年が、9月に5・6年が研究授業を行い、今回が今年度最後の研究授業となります。本日の研究授業は、児童の主体性を伸ばすため、過去2回の先行の研究授業の成果と課題を引き継ぎながら「対話的な学び」を目指した取組でした。

 1年生は2名、2年生は6名です。複式学級であるため、直接指導間接指導を繰り返す「わたり」の手法で、授業を展開します。それでは、それぞれの学年の学びの様子を紹介します。

【1年】

 1年の単元は「まちがいをなおそう」です。文章を読み返して間違いを正したり、助詞の使い方を理解したりすることがねらいです。授業開始直後、直接指導で本時の学習のめあてや内容を教えました。その後、教師は2年生のもとへ。さて、その時1年生は?

 一人がリーダーとなって電子黒板を操作し、問題を確認しました。自力解決の後はペアで情報交換し、再び教師が戻ってきて答え合わせと本時のまとめをしました。

【2年】

 2年の単元は「そうだんにのってください」です。相手の発言を受けて話をつなげることなどがねらいです。2年生は間接指導からのスタートでした。リーダー電子黒板を操作して、みんなで本時のめあてや学習活動を確認したり、前時までの学習を思い出したりしました。

 その後、教師が話合いで気を付けるポイントなどについて直接指導しました。いざ、話合い開始。児童は相手の話に耳を傾け、自分の考えをしっかり伝え合いました。その様子を教師がタブレットで撮影し、振り返りの場面で電子黒板に映しました。これにより、児童は自分たちの話合いの様子を客観的に知り、次の時間の話合いに生かそうとしていました。

 このように、本校では、複式学級という小規模校の特性を最大限生かし、児童の主体性を伸ばす取組を日々行っています。