6/18 親子手話教室&児童引き渡し訓練
2025年6月18日 17時02分今日の参観日は、八幡浜市の手話サークル「あゆみの会」から講師の先生をお招きして、親子手話教室を行いました。
聞こえないとはどういうことなのか、分かりやすくお話しいただいた後、筆談でのコミュニケーションを体験しました。
まずは、講師の先生と6年生。
簡単な質問に答えるだけですが、けっこう時間がかかります。
次は隣同士で全員が体験してみました。声を出すことは禁止です。
筆談は、耳の不自由な方とのコミュニケーションツールとして有効ですが、書くのに時間がかかるうえ、細かい情報や声のトーンなどで伝えているニュアンスなどは伝えにくいことを実感しました。
実際に、簡単な手話も教えていただき、みんなで練習しました。同じ言葉を繰り返しますが、スピードが上がるとついていけなくなります。手話通訳の方は、人が話すスピードで、言葉の意味を考え、正しく伝えているのですから驚きです。
あっという間に終わりの時間になりました。子どもたちからは、「教えてもらった手話で耳の不自由な人とコミュニケーションをとってみたい」「自分でも手話について調べてみたい」といったすてきな感想を聞くことができました。
遠くからお越しいただき、体験を交えたすばらしいお話を聞かせていただいた講師の先生に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
教室に戻り、しばらくすると地震発生の校内放送が流れました。子どもたちは、素早く机の下に隠れます。
揺れが収まったとの放送が入り、運動場へ2次避難。こちらも無言で素早くできました。
今回は、津波の恐れがあるため、高台にある大久診療所に3次避難します。学校裏の道は、崩れていて通れないという想定で、海岸周りのルートで避難しました。
とても暑く、みんな汗だくになって坂道を登りました。高学年の児童が低学年の児童をしっかりサポートしてくれました。
無事に3次避難も完了。この後、迎えに来ていただいた保護者の皆さんに全員を引き渡すことができました。
熱中症も心配される大変暑い中での訓練となりましたが、災害はいつ、どのような状況で起きるか分かりません。今後も訓練を重ねて、様々な状況に冷静に対処できる子どもたちを育てていきたいと思います。ご協力いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。