インドネシアを通しての国際理解教育 ~共に生きる~
2024年12月23日 18時52分学期末、子どもたちが楽しみにしていた授業が行われました。
インドネシアを通しての国際理解教育。
インドネシア出身の女性を含む愛媛大学社会共創学部の先生や学生さん4名のゲストティーチャーによる出前授業がありました。
まずは、インドネシアってどこにあるの?
縦割り班で地球儀を使い、日本とインドネシアの位置を確認しました。
「海に囲まれている。日本よりも大きい。」など様々な声が飛び交います。
インドネシアについて、クイズも交えながら、様々な説明を聞きました。言葉・国旗・文化・食べ物・島々・珍しい動植物など。
インドネシアでとても有名な歌「Topi Saya bunder」を、インドネシア語で振り付けも合わせて歌いました。
あまりの盛り上がりにゲストティーチャーのみなさんもとても驚かれました。
インドネシアの伝統工芸品(楽器)や衣装を手にとって感じることができました。
男子は、民族衣装を手に取ったり、着させてもらったり。
女子は、ムスリム女性が被る「ヒジャブ」を身に付けさせてもらいました。
これには、みんな大盛り上がり。
「まるで、インドネシアの子どもみたい。キラキラした目がそっくり!」
Senam Lagu Anakという牛飼いのダンスをみんなで踊ります。
楽しくて、楽しくて笑いが止まりません。
サルンという布を使った遊びをしました。
一列になり、手を使わずサルンを移動させていきます。
その体の使い方が難しく、笑いを誘います。
最後は、インドネシアの幼稚園とオンラインで結び交流しました。
インドネシアの子どもたちが民族衣装でファッションショーをしてくれました。
お返しに大久小学校の子どもたちは校歌を歌います。
今までにないくらい、とても元気で明るい声でした。
楽しい時間は、あっという間に過ぎ、終わりを迎えます。
ゲストティーチャーが感動のあまり涙されていたことが、とても心に残りました。
「インドネシアの子どもたちはとても明るいです。でも、大久小学校の子どもたちは、上回るくらい底抜けに明るい。その無邪気な様子を見ているとうれしくて、感動しました。」
大久小学校の子どもたちからも積極的な感想が発表されました。
「とっても楽しかったです。インドネシアについて、もっと知りたくなりました。他の国についても調べてみようと思います。」
感謝の気持ちとお別れを握手で伝えます。中には、自分からハグする子どももいました。
見ていて、微笑ましく、胸が熱くなりました。
大久小学校の子どもたちには、明るさ、素直さ、社交性、一生懸命さ等が備わっています。多様性ある世界を築き、共に生きていこうとする感覚や力がどんどん身に付いています。